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「25年という歴史」を商品に……

はじめまして、バンダイ ホビー事業部 企画開発チームの野口です。
R3ウォーカーギャリアの開発を担当しています。

R3プロジェクトには、シリーズ第1弾となったレイズナーに
途中(後半)より開発メンバーとして加わり、
その後、エルガイムMk-IIの開発を担当しました。
兄の影響もあり、'80年代のロボットアニメ作品については、
本放映当時ではありませんが、再放送を好んで観ていていました。
子供のころ、プラモデルを作ることが多かったのも、
'80年代作品の影響だったと思います。

商品開発をする上で、当時の資料を読み返すことが多いのですが、
ひとつひとつの作品に深い歴史を感じます。
R3というカテゴリーが、ロボット単体だけにとどまらず、
その歴史をも汲み取った商品へと育っていけたらと考え、取り組んでいます。
現時点で、必ずしもそれがうまくいっているとは思いませんが、
そこにR3の存在意義があると思います。
ウォーカーギャリアで言えば、その歴史の中に、
「発売中止」事件として、記憶のある方も多いはずです。
また、『戦闘メカ ザブングル』という作品で捉えると、
書き切れないほどの歴史があるはずです。
いま、R3ウォーカーギャリアの開発が進行しているのも、
過去の歴史があり、応援してもらえる環境があるからです。
商品の中で、それを伝えられるよう挑戦していきたいです。

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話が変わりますが、25日発売の模型誌(電撃、ジャパン、モデグラ)に
R3ギャリアの“フェーズ2”モデルが掲載されます。
早いところだと、明日あたりには発売になる書店もあるかもしれません。
おそらく、いままで記憶にあるギャリアにいちばん近い形だと思います。

現在、フェーズ2に対して一部修正が終わり、
キャビ形状が確定してきた部位から内部構造の設計に移っています。
関節軸の動きをCAD上で検証しながら、
動いたあとの形状を確認する作業も同時で進行しています。
正直、設計スタートから金型スタートまでの期間はそれほど用意されていません。
設計担当の前田とは“1/350 宇宙戦艦ヤマト”の時、
いっしょに中国へ出向き、徹夜でピンチを乗り切ってきた仲です。
今回も最後まで、手を抜くことなく走り続けます。

では。


野口 勉