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―リアルロボットレボリューション―

静岡 企画開発チーム 狩野です。

年齢的に当時を体験していると言う強みから
メンバーにそれを刷り込むべく、お尻を叩く役回りをしています。
R3ギャリアプロジェクトのチーフって紹介されています。
(プロジェクトとかチーフって、仰々しくて恥ずかしい・・・
ですが、この企画に懸けている意気込み故と思ってください。)

ギャリアはR3シリーズ4点目の商品となるのですが
今までの3点(レイズナー、エルガイムMK2、強化型レイズナー)
について、“ものづくり“と言う面や”打出し“と言う面でも、
思っていた様には行かなかったなという反省があります。

R3レイズナー発売の際は、プロモーション担当として関わらせてもらい
1~3話のweb無料視聴(Bandai Channel様)の実施
(商品パッケージ表記とのタイアップ)
模型誌様での表紙まで含めた記事展開
(競作と言える展開は表紙も各々当時をも想起させる仕上がり)

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ホビージャパン様
電撃ホビーマガジン様
Bandai Channel様
サンライズ様
のご協力で、ガンダム全盛の中でも、精一杯やりました、が・・・

R3というカテゴリーをどう展開して行くかに悩み、
模型誌各編集部で色々なご意見を頂いている中で
「今のR3は泣けない」と“あさのまさひこ“氏から苦言を貰いました。
(コテコテのマニア(?)なので、氏の仕事や経歴は良く知っていました)
私も仕事としてこの企画に関わっているので、そう言われて悔しくもあり
(仕事だから、事務的って思うのは勘弁してください、むしろ逆です)
そうであれば、そこまで言うなら、やってもらいましょう!という事で
勝手に応援団 という展開から関わっていただきました。
(コレを決めたのは私です。)

ザブングルはみなさんご存知の通り’82~’83年の作品で
放送からもう既に25年、およそ四半世紀も経っているのです。
チームメンバーの年齢はそれと比べて大分若く、もう直ぐ40の私も、
当時は一ファンでしかありません。
その為、ザブングル放映当時、バンダイが、
どういった方法や考え方で商品を展開していたかは、
資料を見たり、関係者に聞いたりと
それより先は、想像するしかないのです。
ですから、当時の反省を踏まえ全部上手くやるなんていうのは、
残念ながら出来ないだろうと思います。
そうではあるけれども、
今でもザブングルに対して想いが在る方達
(なによりR3ギャリアに興味がある方達)が、
気持ちを昂ぶらせる。
そんな“ものづくり“と”打出し“をしたい
そんな企画にして行きたいというのが、今の目標です。

当時ザブングルグラフィティの最終上映を見逃した(ドキュメント~は見たんですが・・・)
企画開発担当 狩野義弘