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図鑑 No.1
最大13m
最大9t(トン)
肉食
爬虫類・恐竜類・獣脚類・
ティラノサウルス類
白亜紀後期(約6800万~
6600万年前)
アメリカ、カナダ
最大級の肉食恐竜で、巨大な頭骨には太く頑丈な歯が並んでいた。噛む力と後肢のキック力の強さから、史上最強の陸生肉食動物だったと言われている。巨体ゆえ鈍重とする説もあるが、後肢の長さから走って狩りもしていたと考えられる。
手に入る獲物なら何でも食べる、貪欲なハンターだったのかもしれない。
ティラノサウルスが物を噛む力は約6tと推定され、恐竜界最強だったとみられる。
これは現生ワニが噛む力の2~3倍、ライオンの約18倍、そして人間の約90倍にあたる。
図鑑 No.2
最大9m
最大12t(トン)
植物食
爬虫類・恐竜類・
角竜類・ケラトプス類
白亜紀後期(約6900万~
6600万年前)
アメリカ、カナダ
最大の角竜で、長さ2.6mにも達する陸生動物最大級の頭骨の持ち主。
名前の由来はギリシャ語で『三本の角を持つ顔』で、頭部には幅2mもある骨質のフリル(えりかざり)も備えていた。四肢の強大な筋肉に支えられた頭突きとクチバシの噛みつきで、ティラノサウルスにも勇敢に立ち向かったと言われている。
図鑑 No.3
最大9m
最大3~5t(トン)
植物食
爬虫類・恐竜類・
剣竜類・ステゴサウルス類
ジュラ紀後期
(約1億5500万~
1億4500万年前)
アメリカ
最大の剣竜。小さな口や歯でやわらかい植物を食べていたが、尾に生えた剣状のトゲは強力な武器で、刺され深手を負った肉食恐竜の化石も知られる。
子のトゲはもろく、親や群れの大人が保護するなど社会性が発達していたとみられる。背中の大きな骨板は薄く壊れやすかったので、武器よりも体温調節や求愛に用いた可能性が高い。
図鑑 No.4
最大17m
最大25t(トン)
肉食
爬虫類・有鱗類・
モササウルス類
白亜紀後期(約8270万~
6600万年前)
ヨーロッパ・
北アフリカ各地、
アメリカ、
カナダ、日本など
ヘビの祖先に近い動物が海洋に進出し、巨大化を成しとげたもので、手足はヒレ状に変化している。
獰猛な性質の持ち主で、長い尾の生み出す推進力でスピーディーに泳ぎ、首長竜など他の大型爬虫類をも含むさまざまな海洋生物を襲った。また、頑丈な顎にずらりと並んだ鋭い歯で、硬いアンモナイトの殻をもかみ砕くことができた。
図鑑 No.5
最大15m
7~8t(トン)
肉食
爬虫類・恐竜類・獣脚類・
スピノサウルス類
白亜紀中頃(約9900万~
9350万年前)
エジプト、モロッコなど
史上最大級の肉食恐竜。全身の化石は戦災で失われ、生前の姿は謎に包まれていたが、近年の再発見でようやく全貌が明かされ始めた。
水辺で暮らし、泳ぎも巧みで、ワニと似た細長い口で魚を食べたが、他の恐竜を襲うこともあった。高さ1.8mに達する背中の帆は、体温調節や遊泳時の体の安定、求愛などさまざまなことに用いたと考えられる。
図鑑 No.6
最大8.5m
最大8t(トン)
植物食
爬虫類・恐竜類・鳥盤類・
鎧竜類・アンキロサウルス類
白亜紀後期(約6800万~
6600万年前)
アメリカ、カナダ
最大の鎧竜。幅の広い口先で、現在のシロサイのように地表の植物を食べたと考えられる。
尾のハンマー状の突起は高圧洗浄機の水圧の約50倍の衝撃を生み出し、強敵ティラノサウルスの脛の骨を砕くほどの武器だった。ただし近縁な鎧竜にはハンマーの打撲痕が残った化石も多く、この武器は同族間の争いでも用いたことがわかる。
図鑑 No.7
6~7m
15~25kg(キログラム)
肉食
爬虫類・翼竜類・
プテラノドン類
白亜紀後期(約8600万~
8450万年前)
アメリカ
翼竜は恐竜ではないが、その近い親戚にあたる。プテラノドンは当時の北米に広がる内海に生息した大型の翼竜だ。
細長い翼の形は現在のアホウドリとよく似ており、同様に陸地から遠く離れた洋上まで巧みに滑空飛行しながら魚やイカなどを捕らえたと考えられる。翼の大部分は、長く伸びた手の第4指(薬指)で支えられていた。