ラインナップ

南海電気鉄道7100系　現塗装

南海線用の一般車両として、昭和44年〜48年まで152両製造され同一車系では最大の両数を誇っています。車体は普通銅製で両開き扉、下降方式窓で、台車は空気バネ式のS形ミンデンを使用し、主電動機は直流直巻電動機、制御器は発電ブレーキ付超多段抵抗制御を装備しています。その後、平成元年〜7年にかけて更新工事を施行しました。普通列車から優等列車まで幅広く運用され、また10000系と併結し一部座席指定列車特急サザンとしても運転されています。

東武50090系 TJL

東武鉄道50090系電車は、平成20年6月の東京地下鉄・副都心線開業に伴うダイヤ改正にあわせて東上線で運転を開始した、座席定員制列車「TJライナー」に導入された車両です。基本的には50070系に準じています。座席はロングシートとクロスシートを選択できるデュアルシートを採用しています。クロスシート時には、乗客がペダル操作をすることによって、自由に座席を転換することができます。外観も、シャイニングオレンジの塗り分けを踏襲しつつも、ロイヤルブルーの帯が入れられ、一般車との識別性やスピード性を表現しています。

阪急電鉄810系

阪急810系は電圧の異なる神戸線と京都線を直通する特別列車用として1950年から製造された複電圧電車。これまで阪急の伝統であった尾灯の形状やニス塗りの窓枠などのスタイルを踏襲。
1970年からはもっぱら宝塚線で使用されましたが、晩年は今津戦・伊丹線で阪急最後の吊り掛け式電車として活躍し1985年に京都線でさよなら運転が行われました。

東京メトロ10000系副都心線

2008年に開業した副都心線乗り入れ用に2006年から有楽町線で営業運転を開始しました。営団地下鉄が民営化され東京地下鉄（東京メトロ）となってから初めての新造車です。車体の軽量化やリサイクルが容易な車体構造等新しい試みが採用されています。塗装は副都心線のラインカラーのブラウンを基調として有楽町線のラインカラーのゴールドと白帯を配しています。

国鉄急行色キハ58系

国鉄が1961年から製造した急行型気動車で九州から本州まで日本中の非電化幹線やローカル線で活躍。特急以外の気動車では初めて幅広の車体を持ちゆったりとした車内スペースを確保。本商品はキハ58系とキハ28系の2両セットでそれぞれ非冷房車と冷房車の屋根が付属。