全国のプロショップにて2012年2月~4月にかけて開催された
『プロショップ杯!第2回ガンプラビルダーズコンテスト』。
全国津々浦々から粒ぞろいの力品が出展されました!

最優秀賞に輝いた3作品を公開!

作品名 パーフェクトガンダム
出展者 Y.T様
出展者コメント  憧れのパーフェクトガンダムとのミキシングに挑戦しました。アーマーを着脱させる為に削ったり、盛ったりと見た目以上に制作は難航しましたが無事完成させることが出来ました。
 彩色はエアブラシを使用し、基本的にはプロショップ専用商品のカラーを生かしつつ、足元にメタリックブルーを挿し色として使用しました。
出展店舗 富士教材有限会社(愛媛県)
川口名人寸評  ガンダム本体の配色に合わせた増加装備の配色のバランスが良く、原色を多用した本来のパーフェクトガンダムの配色とは異なり非常に落ち着いた印象を受けます。
 特に爪先のブルーや脚の黄色はアクセント・カラーとして非常に効果的で、センスの感じられる作品です。
 腹部に黄色がやや集中し過ぎているようにも見えるのでコクピットカバーの両サイドのブロックなどは色を変えてみると良いかもしれません。
作品名 MS07GNB3000 GNグフ
出展者 〜ヒゲ〜☆様
出展者コメント  この度は最優秀賞を頂いたと聞いた時は本当に驚きました。いつもお世話になっているホビーショップB−FIELDさんに感謝しています。まだまだ未熟者ですが、もっとレベルアップ出来るようにこれからも楽しんでガンプラを作りたいと思います。
出展店舗 ホビーショップB-FIELD(青森県)
川口名人寸評  細部のディティールアップを含めたグフ本体の作り込みは、機体各部の表現を追っていくことで実感できるという観る者にとっての模型的な面白さを促してくれる仕上がりで、淡色系のグフ本体に対しコントラストのはっきりした塗色の増加装備を組み合わせるというのは視覚的にも強化された印象を与える効果が感じられます。
 ただ、流用パーツを組み合わせて機体のカスタマイズを行う際に、元デザインの特徴的な意匠をそのままに使用すると元デザインのイメージに引きずられ過ぎる場合があるので、本体の個性にオプションを馴染ませるアレンジがあるとまとまりが良くなります。
作品名 ガンダムAGE-1タイタス
ロービジカラー
出展者 三宅一明様
出展者コメント  アセム編でアデルにタイタス換装があるのを知り「それならフリット編で壊れちゃったタイタス装備って多分修理して次世代に向けて色々試してたんじゃない? ついでにロービジカラー実験用AGE-1コアもあったりして…」ってオラ設定が出て来て作っちゃいました。
 キットは箱から出したまんまの未改造。塗装のみオリジナルです。基本工作としてモールドの復活、エッジの修正、デカールの研ぎ出し等やってます。元キットの完成度が素晴らしいので、ぜひ巷で流行のネタ以外でタイタスを皆さんに作って頂きたい気持ちを込めました。
出展店舗 ミヤケ模型(北海道)
川口名人寸評  工作、塗装、仕上げ、ともに丁寧に仕上げられた作品で、基本色となるグレイの濃淡に合わせた青、黄の彩度のバランスが非常に上手い。
 適度に施された機体各所のマーキングも表面に馴染み良く仕上げられていて作品の完成度を高めています。
 頭部アンテナのシャープ化といった細部加工が加わるとキットのサイズを感じさせない重厚な機体イメージが更に強調されものと思われます。