MG 1/100 シナンジュ・スタイン(ナラティブVer.) Ver.Ka
MESSAGE|
カトキハジメ氏メッセージ
シナンジュ・スタインは物語世界では元々2機存在したという設定でした。それは『ガンダムUC』の小説の段階から明示されてましたが、2機目のシナンジュ・スタインがどのように活躍したかは『ガンダムNT』が描かれるまで伏せられていました。『ガンダムUC』シリーズがまだ完結してなかった10年程前、アニメに登場する予定がないまま、Ver.Kaで一度リリースしたことをご記憶の方もおられるでしょう。今回はアニメ『ガンダムNT』の設定に加え、ソデをプラの色分けで成型し、組み立てるだけで「ソデに描かれたネオ・ジオンの装飾」が仕上がります。ここ10年分のガンプラの技術向上が反映されたのですね。ビーム・ナギナタを分割収納するギミックも、ガンプラのアレンジとして新たに実装されております。
カトキハジメ
ABOUT
MG Ver.Ka
MASTER GRADE Ver.Kaとは
デザイナー カトキハジメ氏がプロデュースする
マスターグレード ブランド。
MGやHGなどプラスチックモデルキットのコンセプトデザインを手がける、カトキハジメ氏がプロデュースを行うマスターグレード ブランド。
カトキハジメ氏とBANDAI SPIRITS ホビーディビジョンがタッグを組み、各キットの開発では都度新たなトライが行われている。カトキハジメ氏による監修は、プラスチックの色やマーキングデカールのデザインにまで及ぶ。商品写真、パッケージイラスト、取扱説明書もカトキハジメ氏の指示のもと制作される。
HISTORY
ユニコーンガンダムの兄弟機が辿る運命
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U.C.0094
シナンジュ・スタイン
強奪事件 MG 1/100
シナンジュ・スタイン
Ver.Ka
『UC計画』の下に開発された、サイコフレーム実装型のMSで、開発コードは「スタイン01」。製作された2機でサイコフレームの強度・追従性をテストし、その限界性能を計測することが目的であった。本来は有人での稼働を想定していなかったが、U.C.0094、強奪という形でネオ・ジオン残党軍『袖付き』の手に渡ることになる。 -
U.C.0096
ラプラス事変
MG 1/100
シナンジュVer.Ka
奪われた2機のうち1機は、『袖付き』の首魁であるフル・フロンタル専用機として改修を受ける。「シャアの再来」と噂されたフロンタルが乗り込むことを意識し、全身を真紅で包み、復古調の装飾が施されている。フロンタルはシナンジュを神業のごとき技量で駆り、最終決戦では巨大MAネオ・ジオングと合体し、ユニコーンガンダムを追い詰めた。 -
U.C.0097
『不死鳥狩り』作戦
MG 1/100
シナンジュ・スタイン
(ナラティブVer.)
Ver.Ka 2年前に消息不明となっていたRX-0 ユニコーンガンダム3号機“フェネクス”が地球圏で確認され、その捕獲を目的とした『不死鳥狩り』作戦が地球連邦軍とルオ商会の共同で実施される。フェネクスを欲したジオン共和国は、残されていたシナンジュ・スタインを強化人間ゾルタン・アッカネンに与え、作戦に介入させる。
RESEARCH
POINT.01胸部と袖口の装飾を
パーツ分割と成形色で再現
ネオ・ジオン残党軍『袖付き』の名の由来にもなった袖口や胸の装飾は、
ゾルタン搭乗機にも施されている。機体カラーに合わせ、
黒地に白のエングレービングとなり、Ver.Kaでも再現されている。
胸と袖口のエングレービングは、ネオ・ジオン軍残党『袖付き』に偽装するためのものであった。キットでは曲線主体の模様を別パーツ化、成形色で再現している。
装飾が入った胸の部分はコクピット・ハッチでもあり、4つのパーツに分割して成型されている。アニメ設定のカラーを成形色で再現しているため、組み立てるだけで劇中のイメージに近い仕上がりになる。
POINT.02アニメ『機動戦士ガンダムNT』
の設定に合わせアップデート
ゲームや外伝小説などで登場していたシナンジュ・スタイン、
その2機目がアニメ『ガンダムNT』に登場するにあたり、胸と前腕に装飾、
武装にビーム・アックスを追加するなどデザインが一部変更されている。
今回のVer.Kaではアニメ設定の変更に合わせて、
カトキ氏監修の下、各部をアップデートしている。
ジオン系MSのフォルムをもちながら、外観は地球連邦系MSの特徴でもある、直線的なラインでまとめられている。カラーリングはアニメでの濃いグレーを成形色で再現している。
バックパックには爆発的な推進力を生み出すスラスター・ノズルが6基配置され、プロペラント・タンクは赤いシナンジュ(フル・フロンタル機)と同じサイズのものが使用されている。
アックスからナギナタ、シールド装着へ!組み替えて楽しいギミック
ビーム・アックス(連結形態)
ジョイント・パーツの両端に2本のビーム・アックスを装着することで、ビーム・ナギナタとしても使用できる。赤いシナンジュのものよりも柄の部分が長くなっている。両端に長さの異なる2種のビーム刃を取り付けることができる。ビーム刃はクリアーイエローのエフェクトパーツで再現されている。
連結状態のビーム・アックスの全体に対して、現状だと起伏が乏しくシルエットが単調に見えるため、各部に凹凸を加味する指示がされている。
ビーム・アックスはアニメではII(セカンド)ネオ・ジオングのハルユニットに収納されていた。クライマックス時、ビーム・アックスを連結させたシナンジュ・スタインはフェネクスへ突進していった。
ビーム・アックス
2本のビーム・アックスと連結形態を再現するためのジョイント・パーツが付属する。ビーム・アックスは柄の部分と刀身(ビーム発振部)が分離し、2箇所の取り付け位置を選択できる。
ビーム・アックスの柄、ジョイント・パーツに凹凸の指示を0.2〜0.3mm単位で修正を描き加えている。
シールドの裏側にグレネード・ランチャー、ビーム・アックス2本、ジョイント・パーツを収納できる。ビーム・アックスは取り付け位置を変えることで、前方へ展開できる。
ビーム・アックスをマウントするため、シールド裏は新規で造型されている。シールド裏の各部に対して、C面(角の部分を削り落とした面)をなくす指示、段差や隙間に対しての修正指示が書かれている。
シナンジュらしいギミックを盛り込み主武装をアップデート
ハイ・ビーム・ライフル
グレネード・ランチャー
バズーカ
ハイ・ビーム・ライフルは、シナンジュ専用のビーム・ライフルにジャケットを被せる構成へと改修されている。ジャケットを被せた状態でも、グリップのカバーを開いて、そこへグレネード・ランチャー、バズーカを装着できる。バズーカはセンサーを取り外し、銃身を縮めて装着する。
POINT.03広範囲な可動域を
確保した関節機構
ユニコーンガンダムの兄弟機であるシナンジュ・スタインは、
スマートなプロポーションで、劇中ではスピーディーなアクションが印象的であった。Ver.Kaではヒジやヒザなどは柔軟に対応する可動機構を内蔵しており、
脚部スラスターが独立可動する。
メカニカルな見せ場を作りつつ広範囲な可動域を確保
素立ち状態の右脚部を側面から撮影したもの。ヒザ関節はヒザパッド(ヒザカバー)や脚部スラスターでほとんど見えていない。
ヒザは二重関節により深く曲げることが可能で、ヒザパッドがそれに連動して分割される。可動によりヒザ関節が露わとなり、内部のディテールも確認できる。足首の可動に干渉しないように、アンクルガードが可動、足裏も分割構造になっている。
ビーム・サーベル・ラック
前腕の装甲がアームが可動することでリフトアップして、裏側にビーム・サーベルを収納できる。
脚部スラスター
脚部のスラスターはリフトアームにより起き上がり、フレキシブルに可動する。
カトキハジメ氏オリジナルデザインのマーキング
マーキングはカトキ氏によるVer.Kaオリジナル新規デザインとなっている。デザインは『袖付き』の所属を偽装していることをイメージし、肩部やフロントスカートに赤いシナンジュと同じエンブレムが入る。マーキングは水転写式デカールで再現される。
ゾルタン・アッカネンのフィギュアが付属
GALLERY
MG 1/100
シナンジュ・スタイン
(ナラティブVer.) Ver.Ka
2024.06 ROLL OUT
メーカー希望小売価格 8,800円(税10%込)
2024年06月29日発売
- ※本商品の対象年齢は15才以上です。
- ※商品に関する仕様、価格、内容について変更になる場合がございます。
予めご了承ください。
©創通・サンライズ
※画像はイメージです。
※画像は開発中の設計データを使用したCGです。
※画像は開発中の試作品です。