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もっとつくろう部っ!! #11
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》パーツの部分塗装 協力:電撃ホビーマガジン編集部
![]() キットによってはシールを貼っても、完全に色分けを再現できないものもある。 そんなときは思い切って塗装にチャレンジ! ここではガンダムマーカーを使って部分的な塗装をするときの方法を紹介しよう。 |
![]() 筆や塗料は使わずに、もっと簡単に塗装したいなら、ペンタイプの「ガンダムマーカー」を使ってみよう。部分塗装なら十分対応できる。ここではドムのモノアイを塗装する。 |
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![]() 「ガンダムマーカー ガンダム蛍光ピンク」でモノアイを塗る。ガンプラ用にラインナップされており、MSの機種ごとにも色が用意されている。写真のようにペン先で塗るだけで塗装できる。 |
![]() インクがはみ出してしまったら、いったん水性塗料用うすめ液で拭き取ってから塗り直すか、インクが乾燥した後に、はみ出したところをデザインナイフなどで削り落とせばいい。 |
![]() 塗装終了。より細かい部位などの場合、ガンダムマーカーを塗料皿に出して筆塗りする方法もある。ただし、乾燥時間が早く筆ムラも起きやすいので、作業は手早く行おう。 |
》筆で塗装する 協力:電撃ホビーマガジン編集部
キットによってはシールを貼っても、完全に色分けを再現できないものもある。 そんなときは思い切って塗装にチャレンジ! ここでは部分的な塗装をするときの方法を紹介しよう。 | ||||
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![]() 塗料の状態を確認する 塗装をする前には、必ず塗料の中身を確認すること。長く保管していた塗料は顔料と溶剤が分離していることがあり、そのままだとキレイに発色しないからだ。 |
![]() 中身をよく混ぜる かくはん棒や爪楊枝を使ってビンの中身をよく混ぜる。透明な層がなくなったら塗装可能な状態となる。 |
![]() 塗料皿に移す 塗料ビンに直接筆を漬けるよりも、塗料皿に移してから作業するほうがいい。塗料を注ぐときには、かくはん棒などをガイドにすると、こぼれにくい。 |
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![]() 濃度を調整する 塗料皿に塗料を移したら溶剤を混ぜ、筆塗りしやすい濃度に調整する。スポイトなどで少量ずつ溶剤を加えていくと、濃度を調整しやすい。 |
![]() 面相筆を使う 細かな部分の塗装には面相筆を使うといい。穂先に塗料を含ませたら、塗料皿の端などで余分な塗料を落とすようにする。 |
![]() パーツを塗る 塗装は、できるだけ周囲→凹部→平面の順に行うようにする。写真のパーツのような場合、円の外側を先に塗装して凹部分を塗装、最後に中央部を塗装する。 |
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![]() 平面部を塗装する 最後に平面を塗ることで、筆ムラをできる限り抑えることができる。この順序は塗る場所の形状で変わってくるが、最後に平面を塗ることだけは覚えておこう。 |
![]() 部分塗装したパーツ ここからスミ入れなどを行って仕上げる。シールとは違う色で塗りたい場合など、人とはちょっと違った仕上がりにしたい人はチャレンジしてみよう。 |
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※ABS樹脂への塗装は、破損する恐れがありますので、ご注意ください。 |
》筆で塗装する(ガンダムマーカー編) 協力:電撃ホビーマガジン編集部
色プラ成型のガンプラは、そのまま組み上げて付属のシールを貼り付けるだけで、アニメ設定そのままのカラーリングが楽しめますが、イメージを変えたカラーリングを楽しみたいときやプラスチックの素材感を消して仕上げたいときは、ガンダムマーカーによる塗装が手軽です。 ペンとして直接塗るだけではなく、塗料皿に塗料を取り出して細部を筆で塗ったり、ガンダムマーカー スミイレ用やリアルタッチマーカーを併用することで、あなただけのガンプラ作品として仕上げることができます。 |
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![]() 広い面積のパーツは、ガンダムマーカーで直接塗りましょう。ひとつひとつの面ごとに塗るようにしましょう。塗りムラがでても一度に厚塗りして発色させようとせず、一度、充分に乾かしてから重ね塗りしましょう。持ち手をつけると便利です。 |
![]() 小さなパーツは、塗料皿にガンダムマーカーから塗料を取り出し、ホビー用のブラシで筆塗りしましょう。塗り分けの必要なパーツも同様に、先に塗り分けラインを筆塗りしておくと、比較的簡単にきれいな塗り分けができます。 |
![]() ガンダムマーカーの塗料を面相筆で塗り分けた AGE-3 頭部の完成例です。塗り分けを丁寧におこなうのが、仕上がりを良くする大事なポイントですが、色の境界にスミ入れをするとシャープな印象に仕上げることができます。 |
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![]() 大きな面積を持つ明色のパーツは、そのままだと間延びしてしまうので、エッジ部分に「リアルタッチマーカーGM401 リアルタッチグレー 1」を塗り、「リアルタッチマーカーGM400 ぼかしペン」で周囲になじませました。 |
![]() ガンダムマーカーで汚れた道具などは、Mr.HOBBYの「水性ホビーカラーうすめ液」で洗浄することができます。 塗装に失敗したときは、「ガンダムマーカーGM300 消しペン」でパーツに付着した塗料をとかしてふきとりましょう。 |
》缶スプレーで塗装する 協力:電撃ホビーマガジン編集部
缶スプレーで塗装するときは、必ずパーツに持ち手を付け、手に塗料が掛からないよう準備しよう。 | ||||
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➡パーツに持ち手を付ける | ||||
![]() ポリパーツを利用する 持ち手を付けるには、パーツの形状などに合わせていくつかの方法を用いる。ポリパーツが利用できるなら、ポリパーツの穴に竹串や余ったランナーを差して固定する。 |
![]() 軸の太さを調整して固定する 竹串などの太さが足りず、ポリパーツの穴に合わない場合は、ねり消しゴムやマスキングテープなどを貼って太さを調整し、パーツをしっかりと固定する。 |
![]() ダボ穴に合わせて竹串を切断する パーツを接続する軸穴を使う固定方法もある。まず竹串の先が邪魔にならないように、先端をニッパーでカットする。 |
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![]() 竹串をダボ穴に刺す 先端をカットした竹串をダボ穴に差して固定。穴の深さや太さに合わせて、竹串もその都度調整しよう。 |
![]() 練り消しゴムで固定する 固定するのに調度よい場所がなければ、パーツを組み立てると隠れる面に持ち手を付ける。写真は、練り消しゴムでパーツを固定した状態。 |
![]() クリップで挟む このパーツも組み立てると見えなくなる可動軸をクリップで挟んで固定している。パーツの形状などに合わせて固定方法を選ぶといいだろう。 |
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![]() 缶スプレーをよく振る 缶スプレーは使う前に、よく振って中身をかくはんしておく。缶スプレーの中には金属球が入っているので、手首のスナップを利かせて上下に振れば効率よくかき混ぜられる。 |
![]() パーツを掃除する 塗料を吹き付ける前にパーツに付いている削りカスやホコリなどを取り除いておく。カスやホコリが残っていると、塗料に混ざってパーツから取れなくなってしまう。 |
![]() パーツと缶スプレーの距離をチェック 缶スプレーを吹き付けるときは、パーツと缶スプレーの距離を10~20センチ程度離しておく。近過ぎたり、遠過ぎたりしてもキレイに塗装できないので、試し吹きをして距離を確認しておこう。 |
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![]() パーツと吹き始めの位置を確認 パーツは、必ず吹き始めと拭き終わりの中間に位置するようにし、缶スプレーを動かしながら吹き付ける。ここではトップコートを使っているが、カラースプレーでも同様の作業となる。 |
![]() パーツの形状に合わせてスプレーを動かす パーツの形によって右から左、上から下と吹き付ける方向を変えたり、パーツの向きを変えてパーツ全体にムラ無く塗料がかかるようにする。 |
