今回は大好評の「ガンダムビルドファイターズ」よりHGビルドガンダムMK-Ⅱを題材にRGガンダムMK-Ⅱとミキシング製作し、RGテイストのビルドガンダムMK-Ⅱを製作していきます。
それぞれのキットの魅力を更に引き出し、ハイディティールなビルドガンダムMK-Ⅱを作り上げる楽しみ方をご紹介いたします。
今回も楽しんで製作していきましょう!HG ビルドガンダムMk-II
パッケージです。 | まずキットの仮組みをして構成を確認していきましょう。 頭部です。 アンテナ、センサーが新規パーツとなっています。 |
胸部です。 胸部装甲、ダクトが新規パーツとなっています。 |
腰部 | 腕部 | 脚部 |
ビルドガンダムMK-Ⅱの本体が組み上がった状態です。 |
付属する武装類です。 | ビルドブースターMk-IIです。 | ビルドブースターMk-IIはコクピットブロックを分離し、ビルドガンダムMK-Ⅱと合体します。 |
ビルドガンダムMK-Ⅱが組み上がった状態です。背部のビルドブースターにより、ノーマル状態から大幅にボリュームアップしているのが分かります。 |
RG ガンダムMk-II
パッケージです。 | こちらもキットの仮組みをして構いきます。 フレームを組み上げた状態です。各部が連動して動き、可動範囲も広いです。 |
頭部 |
胸部、腰部 | 頭部、胸部、腰部 | バックパック |
腕部 肘の可動範囲は2重関節で非常に広くなっています。 |
脚部 | 付属する武装類です。 |
RGガンダムMK-Ⅱが組み上がった状態です。 |
ミキシング工作
ここから各部のミキシング工作に入っていきます。ビルドガンダムMK-Ⅱとノーマルとの本体の違いは頭部、胸部になります。
ビルドガンダムMK-Ⅱの頭部センサーパーツ、アンテナは裏側の取り付け用ピンをカットします。RGガンダムMK-ⅡのG1ランナー21番パーツはセンサーパーツと干渉するので、端から2mm削っておきます。 ※刃物工具を使うときは怪我に注意しましょう。 |
頭部の工作が終わった状態です。センサーパーツ、アンテナは塗装後に接着します。 | ビルドガンダムMK-Ⅱの胸部ダクトパーツ(Lランナー11番、12番パーツ)は裏側の取り付け用ピンをカットしておきます。 |
ビルドガンダムMK-Ⅱの胸部装甲パーツ(Lランナー14番パーツ)は画像のように干渉する部分をカットします。 | 胸部の工作が終わった状態です。ダクトパーツは塗装後に接着します。 | 腕に取り付ける、ビルドブースターのライフル接続用パーツは裏側の取り付け用ピンを3mmカットしておきます。カットするときは少しずつ、腕部との合いを見ながら調整するといいでしょう。 |
ビルドブースターの重量がかかるので、RGガンダムMK-Ⅱの胴体フレーム部のボールジョイントを瞬間接着剤できつめに調節しておきます。 | RGガンダムMK-Ⅱのバックパックとビルドブースターの接続は、接続パーツを前後入れ替えることによって無改造で取り付けることができます。 | パーツに成型上パーティングラインが入っている箇所がありますので、ペーパーをかけて消していきます。各パーツも400~1000番のペーパー、スポンジヤスリで表面処理をしていきます。 |
各部の工作が終わり組み上げた状態です。RGの細かなディティールとビルドブースターとボリュームがマッチしています。 |
塗装・マーキング
次に各パーツを塗装していきます。塗装前にはサーフェイサーを吹き下地処理を行っておきます。
※サーフェイサーはラッカー系塗料です。ABS樹脂は割れる場合がありますので注意してください。
使用カラー 本体色白1(画像左上) 本体色白2(画像右上) 本体色白3(画像右下) |
フレーム色1 ※ラッカー系塗料はABS樹脂が割れる場合がありますので注意してください。 |
バーニア(画像左上) バックパック(画像右上) 黄色(画像左下) 赤(画像右下) |
ライフル(画像左上) フレーム色2(画像右上) フレーム色3(画像左下) フレーム色4(画像右下) |
本体色青 | ビルドブースター青1(画像上) ビルドブースター青2(画像下) |
ビルドブースターの黄色いモールドは先に黄色で塗装し、キット付属のシールでマスキングして青を塗装しました。 | 基本塗装が終わったらパーツを組み上げていきましょう。目のクリアパーツには付属のシールを貼っておきます。 |
【使用カラー】GSIクレオス Mr.カラーを使用 | |||
本体色白1 | クールホワイト85%+インディブルー10%+MSブルー5% | フレーム色1 | ニュートラルグレー90%+ジャーマングレー10% |
本体色白2 | クールホワイト95%+インディブルー5% | フレーム色2 | ジャーマングレー50%+ニュートラルグレー50% |
本体色白3 | 本体色白2 85%+ニュートラルグレー15% | フレーム色3 | ジャーマングレー40%+ニュートラルグレー60% |
本体色青 | インディブルー55%+ネービーブルー40%+MSパープル5% | フレーム色4 | ジャーマングレー20%+ニュートラルグレー80% |
黄色 | 黄橙色60%+キアライエロー40% | ビルドブースター青1 | 本体色青80%+MSブルー20% |
赤 | ハーマンレッド95%+クールホワイト5% | ビルドブースター青2 | 本体色青70%+MSブルーZ系30% |
バックパック | ジャーマングレー95%+ニュートラルグレー5% | ライフル(本体) | ミッドナイトブルー85%+ニュートラルグレー15% |
バーニア | スーパーアイアン | ライフル(銃身) | ミッドナイトブルー60%+ニュートラルグレー40% |
※ラッカー系塗料はABS樹脂が割れる場合がありますので注意してください。
全体を組み上げた状態です。装甲ごとの色味の違いなど、情報量の多い仕上がりになっているのが分かります。 | スミ入れは本体白い部分にはハルレッドを使用。その他の部分は黒+グレーを使用しました。塗料は塗料1:溶剤3の比率で薄めて使用します。 |
全体のスミ入れが完了した状態です。乾燥後に溶剤をつけた綿棒などではみ出た箇所を拭き取っていきます。スミ入れの拭き取り忘れがないかチェックしておきましょう。 | デカールは別売りの水転写式ガンダムデカール RGガンダムMK-Ⅱ用を使用しました。 | 各部にデカールを貼っていきます。 |
ビルドブースターにも白のラインやコーション類を使用し、アクセントにしています。 | 全体のデカール貼り作業が完了した状態です。デカールはマークセッターを使用し、しっかり固定し乾燥させます。 | 目のシールとクリアパーツをマスキングしてから最後に半光沢のクリアーを吹き、仕上げていきます。トップコート乾燥後に、センサー部のグリーンのシールを貼っていきます。ビルドブースターのコクピットブロックには付属シールのシルバーの部分のみカットし貼り付けてあります。 |
RG ビルドガンダムMK-Ⅱ 完成!!
ビルドガンダムMK-Ⅱ本体。RGの特徴ともいえる細かなパネルラインや装甲ごとの色分けなどにより、ハイディテールに仕上がっています。 |
ビルドブースターMk-IIです。 |
MK-Ⅱ本体とビルドブースターMK-Ⅱが合体し、ビルドガンダムMK-Ⅱになります。 ※アクションベース2は別売です。 |
ビルドブースターMK-Ⅱはコクピットブロックとシールド、ライフルを分割します。 |
ビルドブースターと合体することによりボリューム感溢れる機体になっています。 |
RGキットの特性を活かし、様々なアクションポーズがしっかりと決まります。 |
アクションベース2(別売)を使用することで、より躍動感あるポージングを楽しむことができます。 |
製作後記
今回は「ガンダムビルドファイターズ」よりHGビルドガンダムMK-Ⅱを題材に、RGガンダムMK-ⅡとミキシングすることによりRGテイストで製作する方法をご紹介しました。
ビルドガンダムMK-Ⅱのボリューム感溢れるスタイルに、RGキットの精密感、情報量といった魅力を加えることにより、見応えのある作品に仕上がりました。工作自体も難しいものではないので、改造が初めてという方にもオススメのミキシング製作となっております。 ガンダムビルドファイターズでは様々なオリジナル機体が劇中に登場します。お好みのキットをベースにして、ミキシングやカラーリング変更など様々な楽しみ方で自分好みの期待を製作してみてはいかがでしょうか。これからも広がるガンダムビルドファイターズのキットシリーズで、是非ガンプラ製作を楽しんでみてください! ※ABS樹脂への塗装は、破損する恐れがありますので、ご注意ください。▼この作例には以下のキットを使用しています
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