原作・総監督である富野監督から見た
ガンダリウム合金とは
商品に関して
この40年間ガンプラの変遷というものを見てきた自分だからこそわかる話だが、この商品は、質感・ディテール・プロポーションは良いし、コレクタブルなミニチュア玩具として、見え様が綺麗にまとまっている。パッケージやパーツの収納様も雰囲気を醸し出しており、多くのファンに満足してもらえる商品になっていると思う。
これからのガンプラに期待するもの
「ホンモノ」というものを作るのは立像建造でもわかるように、非常に困難なもの。ホンモノに少しでも近づくための努力として、次のステップとして、ディテールだけでなく、可動して歩行するなど様々なステップが考えられる。合金ということだけに捉われずに、モノとしてのホンモノへの追及をし続けてほしい。