DOCUMENT.07 開発ドキュメント第7回
「HG 1/48 ジャガーノート」のテストショット公開!
2021年1月からの地上波でのアニメ放送開始が発表された『86―エイティシックス―』の関連プラモデルの開発過程を紹介する本ドキュメント。最終回となる今回は、プラモデル「HG 1/48 ジャガーノート」のテストショットによる製品版に近い試作品を用いて、その商品内容を改めて確認していきましょう。
HG 1/48 ジャガーノート(シン搭乗機)

格闘用サブアームに高周波ブレード×2を装備したシンの搭乗機は、2021年4月発売予定。この試作品ではすでに製品版に近い成形色で形成されているので、未塗装でもほぼ設定通りの色分けに組み上がることが確認できます。
4本の脚はそのままでも問題なく本体自重を支えることができますが、長期間飾っておくならクリアの付属の台座に乗せておけばさらに安心です。

4本の脚の他、高周波ブレードを装備したサブアームが上下・左右に可動。背部ガンマウントアームに装備された57mm滑腔砲は上下に可動し、仰角を取ることができます。
機首のカメラ部はアニメ設定に準じた赤いパーツの他に透明パーツも用意されます。改造して電飾を仕込みたい時などに活用できそうです。

コクピットハッチは開閉可能。シートには着座姿勢のシンのフィギュアを組み込むことが可能。

原作小説とのサイズ比較。滑腔砲が全長は159mmとなります。1/144スケールロボに近いサイズ感なので、別売りの「カスタマイズシーンベース」や「カスタマイズエフェクト」といった周辺アイテムを活用したディスプレイも楽しめそうですね。
滑腔砲には設定通り砲身が前後にスライドする機構を搭載。

また滑腔砲背部には排莢機構が盛り込まれています。

同スケールの着座姿勢の「シン」フィギュア×1、立ち姿の「レーナ」フィギュア×1、スカベンジャー×1、射出状態のワイヤーアンカー×2とアンカー用リード線×2が付属します。また初回生産分には原作者・安里アサト氏書き下ろし「86-エイティシックス-」特別短編集を同梱!
HG 1/48 ジャガーノート(汎用仕様)

汎用仕様機もシン搭乗機と同じく2021年4月に発売予定です。

本体の仕様はシン搭乗機と共通ですが、こちらは格闘用サブアームに12.7mm重機関銃×2を装備します。

付属品の仕様もシン搭乗機と共通。ただし付属する着座姿勢のフィギュアは「シン」ではなく「カイエ」となります。

複数体そろえてスピアヘッド戦隊を編成したい!
HG 1/48 ジャガーノート(遠距離砲撃仕様)

背部ガンマウントアームに大型滑腔砲を装備した遠距離砲撃仕様機は2021年6月に発売予定。前部・格闘用サブアームには汎用仕様と同じく12.7mm重機関銃×2を装備します。

商品には着座姿勢の「クレナ」フィギュア×1、立ち姿の「レーナ」フィギュア×1、スカベンジャー×1、ワイヤーアンカー用のリード線×2、専用台座が付属します。

仰角をとれば大型滑腔砲はさらに迫力満点!
大型滑腔砲の全長は250mm。通常の滑腔砲と比較すればその差は歴然!

砲身には後方への折りたたみ機構が盛り込まれています。また通常版の滑腔砲と同じく、砲身のスライド機構、排莢機構が再現されています。
『86―エイティシックス―』ではジャガーノートはヒーローメカではなく、無骨で泥臭い兵器として描かれています。プラモデルの製作では、綺麗に仕上げる他、派手なダメージ表現やウェザリングを施すなど、さまざまなアプローチ方法が楽しめそうですね。
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