HG ビランビー 組み立ててみた編

『聖戦士ダンバイン』より“ビランビー”がHGシリーズで登場!完全新規造形で関節や翅などオーラ・バトラー特有の意匠表現に注力。

豊富な武装と多彩な可動でビランビーの魅力を徹底再現されているキットです。

今回の組み立ててみた編では、ランナー・パーツの紹介から組み立てをすすめて、成形色を活かして部分塗装を加えたHGビランビーの楽しみ方をご紹介させていただきます。

まずはキットを組み立てて、オーラ・バトラー ビランビーの魅力を楽しんでいきましょう。

HG ビランビーのパーツ一覧

HG ビランビー、キットのランナーを一部ご紹介

胸部のキャノピーや翅はクリアパーツで再現されています

HG ビランビーを組み立ててみよう

早速、HG ビランビーを組み立てていきましょう!

頭部を組み立てていきましょう。

頭部パーツ構成。
魚類の背びれを彷彿とさせる頭部は成形色で再現されています。

頭部を組み立てた状態です。細かな色分けも成型色で再現されているのがよく分かります。

胸部の肩関節は引き出し式で可動範囲も広くなっています。

腹部の関節構造。

コクピット部のディテール。キャノピーもクリアパーツで再現。

胸部・腹部が組み上がった状態です。

腕部の可動範囲も広く、肩と上腕のケーブルも、ポージングの際可動に追従するようになっています。

脚部の構造。
複数の軸可動により、様々なポージングにて表情付けが可能です。

足首も爪が独立可動。

脚部画像。
力強いフォルムが再現されています。

腰部関節画像。
前面のパーツもシャープに造型されています。

オーラコンバーターの画像。胴体と繋ぐケーブルもリード線で再現。オーラ・バトラーの特徴の一つ、翅も美しいクリアパーツで再現。

オーラ・ソードの重厚な造形。

5連装オーラ・ランチャーは左右で2門付属。

4連オーラ・ショット。

ワイヤー付きショット・クローもリード線で再現。

HGビランビーが組みあがりました!魚類を連想させる頭部の造形や各部のパーツ構成で、組み立てるだけでビランビーの迫力あるフォルムを楽しむことができます。

アクションベース5(別売り)を使用してオーラ・バトラーならではの飛行&アクションポーズも楽しめます。

HG ビランビーを部分塗装してみよう

ここからは成型色を活かした部分塗装をご紹介。HGビランビーをお手軽な塗装方法でさらに楽しんでいきます。
今回はMr.ウェザリングカラーと水性ウェザリングペイントを使用します。

脚部等の黒いラインはMr.ウェザリングカラーのマルチブラックを使用。
汚し塗装をする際はよく攪拌してから使用しますが、ラインの塗装には瓶の底面にある塗料の濃い部分を筆塗りで塗装。

はみ出した箇所はMr.ウェザリングカラー専用うすめ液を使用し、綿棒で拭き取っていきましょう。

脚部の黒いラインを塗装した状態です。
これだけでも設定画のイメージにぐっと近づきます。

次はMr.ウェザリングカラー フィルタ・リキッドを使用し、陰影をつけていきます。
青の濃い部分を再現するためにシェードブルーを使用。

パーツの凹部を中心に、筆で大まかにシェードブルーを塗っていきます。

専用うすめ液を使用し、余分な箇所は拭き取ってシェードブルーを馴染ませていきます。
画像左側がシェードブルーを塗った状態です。

次にシェードブルーにマルチホワイトを混ぜて水色に近い色を調色。
こちらは凸部に塗ってハイライトにしていきます。

ドライブラシの要領で、筆につけた塗料はティッシュペーパー等に軽くつけて塗料がかすれる程度にしておきます。

筆を軽くこするイメージで、今度はパーツの凸部等明るくしたい箇所に水色をのせていきましょう。

塗り過ぎた箇所は専用うすめ液で拭き取りできますので、少しずつハイライトを入れていくイメージで塗ると自然な仕上がりになるかと思います。
画像左側がハイライトも入れた状態です。

同様に全身にシェードブルーとシェードブルー+マルチホワイトで青の陰影をつけていきましょう。

次は水性ウェザリングペイントを使用して、全体にフィルターをかけていきます。
今回はベーシックブラックにベーシックホワイトを少量混ぜて、黒に近いダークグレーに調色してみました。

水性ウェザリングペイントうすめ液で塗料を薄めていきます。

薄めた塗料をパーツの凹部やモールドを中心に大まかに塗っていきます。

余分な箇所は水性ウェザリングペイントうすめ液をつけた綿棒で拭き取っていきます。

水性ウェザリングペイントでフィルターをかけた状態です。
陰影がより強調されて、モールドへのスミ入れ効果も同時に出しています。

仕上げにトップコートを吹いていきます。
魚類イメージということで、今回は水性プレミアムトップコートの半光沢を使用。

脚部のグリーン部、オーラ・ソードにはつや消しを使用し、アクセントにしました。

これで塗装作業が完了。いよいよHG ビランビーの完成です!

HG ビランビー完成

改めて、今回塗装した作例のご紹介です!

成形色を活かした部分塗装で、オーラ・バトラー独特の質感を再現してみました。

上半身の画像です。

オーラ・ソードを装備。

アクションベース5を使用してオーラ・バトラーの飛行シーンも楽しめます。

可動範囲も広く、様々なポージングが楽しめます。

4連オーラ・ショットを装備。

5連装オーラ・ランチャーを装備。

ワイヤー付きショット・クローもリード線で再現。

今回の作成したHGビランビーと旧キットビランビーの素組となります。
およそ40年の歳月を経て新規キット発売となったビランビー。
初期シリーズ、HGともに味わい深いキットになっております。

□製作後記

今回はHG ビランビー組み立ててみた編ということで、パーツ構成やキットの魅力をご紹介。
プラスαの楽しみ方として成形色を活かした部分塗装で仕上げてみました。
完全新規造形で重厚感・シャープさを両立したシルエットが魅力的なHG ビランビー。
生物的な関節・翅といったオーラ・バトラー独特のフォルムも再現されています。

パーツ分割でそのままでも設定の色分けが再現されているキット構成になっております。
キットの良さを活かした部分塗装で、手軽にHG ビランビーを塗装して楽しむ方法をご紹介いたしました。

聖戦士ダンバイン放送からおよそ40年、HGシリーズに登場したビランビーを是非お手に取っていただければと思います。
皆さまもお好みのアプローチ、塗装方法でHGオーラ・バトラーシリーズを楽しんでください!

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