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「ガンダム」ってなに?

みなさんはアニメを見たことがありますか?ほとんどの人が「見たことがある」と答えるでしょう。もちろん私たちも見たことがあります。それもそのはずです、なんと月曜から日曜までアニメを放送していない日がないのですから!!現在、民放では1週間で約30本放送されています。意外に気づかなかったでしょう!?気になった人は1週間分のテレビ欄を見てみてください、毎日何かしらのアニメが放送されているはずです。その数あるアニメの中でも欠かせないのがロボットアニメです。「え!?ロボット!?」と思う女性もいるでしょう。あるんですよ、女性にも人気のあるロボットアニメというのが。それはズバリ「機動戦士ガンダム」シリーズです!!ガンダムのアニメは2008年9月までに20作品以上あります。ひとつのシリーズでこんなに多くの作品があるのはガンダムだけではないでしょうか。最近のシリーズではイケメンの登場人物が多く、女性ファンが増えています。女性のハートをがっちりつかんだわけですね。このアニメのガンダム人気とともにヒットを続けているキャラクターアイテムがあります。そのキャラクターアイテムというのが「ガンプラ」です。
おっと、そういえば自己紹介がまだでしたね、実は私たちはインターンシップ生としてバンダイで職業体験をした学生なのです!!ここからは、このインターンシップで学んだ「ガンプラ」の魅力というのをみなさんに伝えたいと思います!!

ガンプラの歴史と魅力

「ガンプラ」とは「ガンダムのプラモデル(模型)」の略で、1980年7月に発売されて以来、アニメシリーズの人気とともに20年以上もヒットを続けています。日本のプラモデルは1958年に初めて発売されました。なんと今年で50周年です!!しかもプラモデルの歴史50年のうち半分以上がガンプラの歴史でもあるのです!!発売当初、1個300円で手軽に手に入り、アニメに近い作りであることから大人子供問わず夢中になりました。お店に行列までできたそうですよ。けれど最初の頃に発売された「ガンプラ」は、1色で色分けがされてなく、組み立てには接着剤が必要で、作るのは決して手軽ではありませんでした。しかし、ここで終わるガンプラではありません!!技術の進歩と共にガンプラも進化していくのです。現在では、接着剤なしでパーツを組み立てられ、はじめからほぼ設定どおりの色分けがされていて、より手軽に作ることができるようになりました。よく動くため、思い通りのポーズをとることができるのも魅力のひとつですね。

ガンプラはメイド・イン・ジャパン!

はじめからほぼ設定どおりの色分けができるのは、世界でもバンダイだけがなせる技で、国内はもちろん、海外で売られているガンプラも日本で生産されています。つまりガンプラはメイド・イン・ジャパンなのです!!ガンプラは年間1000万個、現在までに累計3億8900万個(2008年3月現在)を販売しています。これを日本の人口約1億3000万人(2005年10月1日現在)で割ってみると、なんと日本人1人当たり3個のガンプラを買っていることになります!!中には100体以上持っている人だっています。まさにガンプラ大国日本!メイド・イン・ジャパン!!そしてガンプラは海外でも販売されるなど、もはや日本国内にとどまらずワールドワイドなアイテムとなっています。現在もアニメ放映に合わせて続々と新商品を発売することはもちろん、昔のキャラクターをさらなるクオリティで発売するなどして、1000種類以上のガンプラを開発してきました。最初に放映された「機動戦士ガンダム」に登場する、初代ガンダムこと「RX-78-2ガンダム」なんて私たちが知っているだけでも10回は商品化されています。イベント会場でアンケートをとったところガンプラ好きのひとの年齢も下は3歳の小さな子供から上は48歳の大人まで男女問わず様々な年代に向けてガンプラを展開し続けています。
今回のインターンシップではガンプラに対するバンダイとお客様の愛情を感じることができました。より良い品質のガンプラに育て上げ、お客様に提供し、満足してもらうために日々愛情を注いでいるバンダイ、そしてそれをさらに育て上げるお客様の愛情、この2つの愛情がなければガンプラはここまで育たなかったのではないのでしょうか。バンダイとお客様、両方の立場に立ってみて初めて感じることができました。

必要な道具は?

基本的にパーツを切り離すのに必要なニッパーだけでもきれいに組み立てることができます。もっときれいに作りたい!!という人にはシールをきれいに貼るためのピンセット、パーツを切り離した跡をきれいにするための模型用ナイフを使うのをおすすめします。




完成までにかかる時間は?

種類やどの程度まで手を加えるかで変わります。何も手を加えず組み上げた場合の、代表的な種類と、それぞれの組み立て時間はだいたいこれぐらいになります。

SD…約20~40分、1体400~800円、高さ約7~8cm
FG(ファーストグレード)…約20~40分、1体300~700円、高さ約13cm
HG(ハイグレード)…約1~2時間、1体700~2500円、高さ約13cm
MG(マスターグレード)…約2~4時間、1体2000~10000円、高さ約20cm
PG(パーフェクトグレード)…約8時間、1体12000~30000円高さ約30cm

SD 二頭身にデフォルメされたシリーズ。簡単に組み立てられ、子供から大人まで気軽に楽しめるシリーズとなっています。
FG 1/144スケールで統一されたシリーズ。パーツ数を抑えているため作りやすく、初めての人でも安心して作れます。
HG FGと同じく主に1/144スケールで統一されたシリーズ。FGよりパーツ数が多く完成したときの色分けや可動範囲が設定に近いものとなっています。初心者から上級者まで幅広く人気があります。
MG 1/100スケールで統一されたシリーズ。細部まで色分けされ、HGでは再現できなかった内部フレームや多彩なギミックを再現し、上級者からは絶大な人気を誇っています。
PG 1/60スケールで統一されたシリーズ。ガンプラ最大のボリュームで、パーツ数も600を超えるため、内部フレームのほとんどが再現されています。装甲の開閉など、ギミックもふんだんに盛り込まれています。