GUNPLA BUILDERS WORLD CUP 2011
日本大会決勝戦 結果
オープンコース
GBWC2011 日本大会 オープンコース 優勝
GBWC2011世界大会 オープンコース日本代表
「願い」
山口 達彦
願いや想いなど人の純粋な感情・人の心が持つ力強さを表現してみました。シナンジュの持つ美しい曲線を際立たせ幻想的な雰囲気を持たせました。よりスマートな印象にするため腰部・肩部の装甲の改修、翼はPG・MGウィングゼロから移植、フェイスもガンダムへ変更。重すぎる翼を支えるため各関節にネオジム磁石を取り付けています。これにより翼の展開・格納を可能にしました。
GBWC2011 日本大会
オープンコース 準優勝
ニャッシマー
福田 和哉
アニメ「ガンプラビルダーズ」にあるように「自由に作ってこそガンプラだ!」という想いに感化され、宇宙世紀やコズミック・イラといったガンダムの世界観に捉われがちなリアル感や設定資料の再現、追加武装などの裏づけなど、「こうあるべきだ」という定説を一切無視し、作りたいように作った作品です。我が家のペットの愛猫をモチーフに「カッコよさとカワイイの混在」を目指しました。工作に関しては、基本的な処理関係は全て行っています。変形後に猫の形になるパーツは市販のパーツとプラ板やポリパテで作りました。猫の顔、耳のバランス取りにこだわり、厚紙や丸いシールなどで何度も試作を繰り返し、かわいいの黄金率を見つけサイズを決めました。尻尾はMGザクの動力パイプの円柱パーツを使い、電子工作用のビニールチューブとディスプレイ用の針金を使用しています。また見えにくい場所でもモールドが乏しい箇所には市販のパーツを加工して配置し、情報量を上げています。MS時の顔にも猫耳状の形状を、モノアイレールの下方には猫のヒゲをイメージしたモールドを追加。下腕には猫の爪をイメージしたビームサーベル発生口を片側4箇所追加し、全体的にモチーフの猫要素を散りばめていますが写真では解読しにくいですね。撮り直したいのですが手元にないので残念です。ライフルは猫の要素をあえて入れていません。猫を連想させる形状にしてしまうとギャグになってしまうと思ったからです。ライフルはキットのものをリニューアルし、MS時のカッコよさ、シャープさを強調しました。カラーリングに関してはアニメ「ガンプラビルダーズ」のイメージを出すため、リアル系の塗装は行わず、立体感を感じさせる程度のグラデーション塗装を行い、同様の理由でマーキングも控えめにしました。また猫の配色をそのままガンプラに反映させては作品として地味すぎるものになってしまうと判断し、黄色柄を配置、実際の猫としてはちょっと派手めな配色になりました。肉球の色もかなり悩んだのですが、変形させたあとの「らしさ」を考えるとピンク系がいいと判断し、頭部にも同色を配し統一感を出しました。デカールも自作し、NYASSHIMARの「NY」の部分が猫耳に見えるようにデザインしてみました。ガンプラワールドカップという「世界」が舞台のコンテストということで、作風が集中しそうな「リアルな表現」だけを目指したのではなく、外国ない日本独特の「かわいい」の表現を融合させた作風がうまく伝われば幸いだと思っております。
GBWC2011 日本大会
オープンコース 3位
ジオンの海獣
藤本 正幸
コンテストのレギュレーションからいろいろなガンブラキットを使ったミキシングビルドのオリジナル水陸両用モビルスーツを作りました。ギガアックとミドルゴックです。バランス調整をしつつパテを盛り削りして、いろいろミキシングしてます。カラーリングは、黒から立ち上げグラデーション、水垢を油彩で行いました。アイデアは、港の風景にこの2体のモビルスーツを配置した絵にしたかったので、ジオラマとしました。ストラクチャーは、一部外国製のキットをつかいましたが、それ以外は、スクラッチです。1か月で全てのジオラマ、モビルスーツを作製しました。