第1回
今回はプレミアムバンダイ ホビーオンラインショップの新商品「R3 1/100 ウォーカーギャリア メカニカルクリアVer.」を使用し、
様々な塗装表現でさらに楽しむ製作方法をご紹介いたします。

まずはクリア成型された外装パーツを活かし、フレームパーツを金属色で塗り分けていきます。
外装パーツ越しに見えるフレームパーツで、メカニカルな雰囲気をより一層引き立てていきます。

クリアモデルをひと手間加えてさらに楽しんでいきましょう!

※部品の加工の際の刃物・工具・塗料・接着剤等の使用にあたっては、それぞれの取扱説明書をよく読んで正しくご使用ください。
 今回使用する「R3 1/100 ウォーカーギャリア メカニカルクリアVer.」
Aランナー Bランナー Cランナー
Dランナー Eランナー Fランナー
Gランナー Hランナー Iランナー
Jランナー Kランナー Lランナー
Mランナー Nランナー Oランナー
ジロン・ラグなどフィギュアもしっかり付属します。
P・Qランナー
タイヤ・ソール部分はゴムパーツになっています。
レッグタイプも2機付属。 ポリパーツ
 まずは仮組みを進めていきましょう
クリアパーツはランナーから切りはなす際、パーツ間近でカットするとその部分が白化するおそれがあります。
ゲートを少し残して、カッター・デザインナイフでゲート部を処理するとよいでしょう。
頭部
仮組みの時点では細かいパーツはつけていません。
腕部
 
胴体 脚部  
ギャリィホバー
仮組みした各部を組み合わせた状態です。
ギャリィウィル
ウォーカーギャリア
1/100の大スケールだけあって重量感あるモデルになっています。
この状態で、フレームパーツの塗装色を検討しておきましょう。
 次は塗装に入っていきましょう
今回はクレオス社製Mr.カラースーパーメタリックシリーズをフレームパーツ塗装に使用していきます。 塗装前にサーフェイサーを吹き表面のチェックも行っておきます。傷等があれば修正しておきましょう。
※サーフェイサーはラッカー系塗料です。ABS樹脂は割れる場合がありますので注意してください。
メッキシルバーNEXTは塗装前に、下地で光沢のブラックを塗っておきます。塗料はGXカラーのウィノーブラックを使用しました。
メッキシルバーNEXTを塗装した状態です。メッキ調のとても美しい金属色が手軽に表現でき、作品のアクセントにもなります。ホイール部等に使用し、美しい光沢を出すことができました。 関節部1
スーパーファインシルバーを塗装したパーツです。
粒子が細かく、綺麗な仕上がりにできるのが特徴です。
関節部2
スーパーアイアンを塗装した状態です。
シルバーよりも重厚なイメージの金属色です。
関節部3(画像左上)、関節部4(画像右上)
関節部5(画像左下)、関節部6(画像右下)
※ABS樹脂パーツは塗料をつけると割れるおそれがあります。ご注意ください。
レッグタイプは小サイズながらしっかりと造形されています。 塗装したフレームパーツに外装パーツを付けていきます。フレームを色分けしたことにより、精密かつ重厚なイメージを表現できました。細かいパーツもつけて組み上げていきましょう。
【使用カラー】GSIクレオス Mr.カラーを使用
関節部1スーパーファインシルバー 関節部4スーパーチタン
関節部2スーパーアイアン 関節部5メッキシルバーNEXT
関節部3スーパーゴールド 関節部6スーパーファインシルバー85%+クリブルー15%
※関節等のABS樹脂パーツは塗料をつけると割れるおそれがあります。ご注意ください。
 いよいよウォーカーギャリア メカニカルクリアVer.の完成です!
ギャリィホバー
操縦席にはジロンが搭乗し、劇中のイメージそのままの完成度です。
ランディングギアパーツも付属し、着陸状態にもできます。
ギャリィウィル
操縦席にはラグ・チルが搭乗します。
機銃・タイヤも可動するなどギミックもしっかり盛り込まれています。
ギャリィホバー・ギャリィウィルの2機がウォーカーギャリアへ合体。
劇中のアクションもしっかり再現できるのが嬉しいポイントです。
手首は腕のカバーを開け、ポリパーツ部を回転させてつけるかたちになっています。
※アクションベース1 クリアは別売りです。
ウォーカーギャリア本体のみの状態です。 重量感のある独特のプロポーションを見事に再現しています。
クリアパーツ越しに、金属色で塗り分けたフレームパーツがメカニカルな雰囲気を醸し出しています。
武装はバズーカ・ライフル・ブーメランイディオムが付属します。 付属のレッグタイプも、細かい造形でフィギュアも搭乗できます。
バズーカを装備。 可動範囲も広く、両手持ちもしっかりできます。
ライフルを装備。 バズーカは背中にマウントすることもできます。
ブーメランイディオムを装備。
 製作後記
今回は「R3 ウォーカーギャリア メカニカルクリアVer.」製作の第1回として、フレームパーツを金属色で塗り分けメカニカルな作品に仕上げてみました。

1/100という大スケールで見栄えもするウォーカーギャリア、塗装でひと手間加えることでさらに存在感のある作品に仕上げることができます。

メカニカルクリアVer.は様々な表現を施すことで、色々な楽しみ方で製作することができます。次回はさらに塗装を加えた制作方法をご紹介いたします。

皆さんも是非お好きなキットで作品製作を楽しんでみてください!

※ABS樹脂への塗装は、破損する恐れがありますので、ご注意ください。