HG 1/144 ラゴゥ を使用した改造例
1.〜3.まずは仮組みを進めていきましょう。
首・四肢の可動に加え、ビームキャノンも可動しポージングの幅も広いです。
全体を見て、どの部分にパーツを加えるか検討していきましょう。
4.今回はMSエフェクト01・MSスパイク01・MSバーニア01を中心に使用していきます。
5.全身にビルダーツパーツHDを仮止めし、配置を検討してみます。
6.頭部のビームサーベル部にはMSエフェクトの刃を使用。
7.ビームキャノンにもMSエフェクトを使用し発射状態を再現。
8.バーニアもキットのものからMSバーニアに変更します。
9.頭部の安全基準用フラッグをカットしておきます。カットした部分はカッター・ペーパーで面を整えておきましょう。
10.〜11.ビームサーベル基部はピンバイスで1.2mmの穴を開け、MSエフェクトを差し込めるようにしておきます。
12.ビームキャノン発射口のMSエフェクトは強度を考慮し、1.2mm真鍮線で接続するかたちにしました。
13.表面処理が終わったらサーフェイサーで下地処理をしておきます。※サーフェイサーはラッカー系塗料です。ABS樹脂は割れる場合がありますので注意してください。
14.〜15.下地処理が終わったら塗装に入っていきましょう。※ABS樹脂パーツは塗料をつけると割れるおそれがあります。ご注意ください。
塗装に使用したカラーは下記になります。

ゴールド(画像14.左上):スーパーゴールド
ホワイト(画像14.右上):クールホワイト
フレーム等(画像14.左下):ニュートラルグレー70%+ジャーマングレー30%
モノアイ基部(画像14.右下):ウィノーブラック

MSスパイク基部(画像15.左上):ハーマンレッド70%+オレンジ30%
MSエフェクト(画像15.右上):クリアーオレンジ(発射エフェクト)・クリアーレッド+蛍光ピンク少量(サーベル)
ビームキャノン(画像15.左下):ニュートラルグレー・MSグレージオン系
ビームキャノン基部(画像15.右下):ニュートラルグレー90%+ジャーマングレー10%
16.本体オレンジはオレンジ80%+ハーマンレッド10%+ホワイト10%で塗装しました。アンテナ先端はマスキングをしてスーパーゴールドで塗装。
モノアイはMSサイトレンズをクリアーグリーンで塗装したものを使用します。モノアイ裏面に両面テープを貼り、位置を変更できるようにしました。
17.ビームキャノンを組んだ状態です。センサー部にもMSサイトレンズを使用しました。
18.MSスパイクはスーパーファインシルバー、MSバーニアはスーパーアイアンで塗装。基本塗装が完了し、全体を組み合わせた状態です。
19.次にエナメル塗料のブラック+グレーで墨入れをしていきます。
塗料は【塗料1:溶剤3】の比率で薄めて使用します。溶剤は揮発性の高いペトロール(油彩用溶剤)を使用しました。
20.墨入れ完了後、デカールを貼っていきます。
コーション類はガンダムデカールDX(別売)付属のものを、他にガンダムSEEDシリーズ用のザフトマークも使用しました。
21.デカール乾燥後、クリアーパーツ以外につや消しトップコートを吹いていきます。いよいよビルダーズパーツHD使用ラゴゥの完成です!
ビルダーズパーツHD使用のHGラゴゥの完成
ビルダーズパーツHDでドレスアップしたHGラゴゥ。
ビームキャノンにMSエフェクトを装着。発射口のMSエフェクトが臨場感・迫力を醸し出します。
バーニアも全てMSバーニアに換装しました。機体上部にはMSスパイクを追加。
頭部ビームサーベルもMSエフェクトを使用しました。無限軌道走行形態をとることも可能です。
キットは可動範囲も広く、様々なポージングが可能です。
アクションベース3を使用することで、様々なアクションポーズを取ることができます。※アクションベース3は別売りです。
製作後記
今回はHGラゴゥを題材にビルダーズパーツHDを使用した改造方法をご紹介しました。

MSエフェクト・MSスパイク・MSバーニアなど、様々な組み合わせでオリジナルテイストの作品を製作することが可能です。
ガンプラとの相性も抜群で、大きな改造をすることなく手軽に使用できるのもビルダーズパーツHDの大きな魅力です。

キットの魅力を引き出し、更にオリジナルテイストを手軽に演出できるビルダーズパーツHDの楽しさを是非を感じてみてください!