今回はMGソードインパルスガンダムとMGデスティニーガンダムを使用し、ミキシング製作でSEED MSVで登場するデスティニーインパルスガンダムをイメージしたモデルを製作します。

MGソードインパルスガンダムはスタイルと可動を両立させた構造で、劇中をイメージしたスタイリングで立体化されています。
MGデスティニーガンダムの翼、バックパック、武装をミキシングすることで、デスティニーインパルスガンダムを製作していきます。

今回も楽しんで製作していきましょう!
 今回使用する「MG ソードインパルスガンダム」&「MG デスティニーガンダム」
パッケージです。 説明書には詳細な機体解説があり、読み応えのあるものになっております。 ミキシングで使用するMGデスティニーガンダムのパッケージです。
説明書を見て、使用するパーツを検討しておきましょう。 まずはキットを仮組みしていきましょう。
頭部・胸部画像です。
腕部画像です。
今回は肘部分にビームブーメランを装着するようにします。
腰部画像です。 脚部画像です。
膝アーマーが可動に追従して可動するギミックがあります。
コアスプレンダーは変形し、腹部に収納することができます。
※今回コアスプレンダーは使用しません。
インパルスガンダムの仮組みが完了した状態です。
ミキシングで使用するMGデスティニーガンダムの翼とバックパックです。 バックパックに装着する武装、アロンダイトと高エネルギー長射程ビーム砲です。今回はデスティニーガンダムのバックパック・武装をそのまま使用します。 腕部アーマーと手首も使用します。
仮止めで翼・バックパック・腕部アーマー・手首を付けた状態です。ミキシングのバランスを確認しておきましょう。
 ここからミキシングの工作に入ります
バックパックはMGソードインパルスガンダムのマルチパック(Aランナー9番パーツ)とMGデスティニーガンダムのMランナー11番パーツを使用し接続します。デスティニーガンダムMランナー11番パーツの上部ピンをカットしておきます。 加工したデスティニーガンダムMランナー11番パーツを、マルチパック中央に埋め込んでバックパックと接続するようにしました。 肘部分には今回のオリジナル要素としてデスティニーガンダムのビームブーメランを付けます。接続にはデスティニーガンダムの肩で使用するLランナー24番パーツを使用します。
肘アーマー接続用ピンの上部をカットし、デスティニーガンダムのLランナー24番パーツを接着するかたちにします。また、肘アーマーも画像のように上部をカットし干渉しないようにしておきましょう。 腕部アーマーは下腕に無加工ではまります。手首はデスティニーガンダムのものを使用します。
以上でミキシングの工作は終了となります。
バックパックとビームブーメランを付けた状態です。
塗装に入る前に、パーツのペーパーがけをしていきます。ペーパーは400~800番を使用しました。
 各パーツを塗装していきましょう
塗装前にサーフェイサーを吹き下地処理を行っておきます。
※サーフェイサーはラッカー系塗料です。ABS樹脂は割れる場合がありますので注意してください。
今回はデスティニーインパルス3号機のカラーで青紫を使用し塗装していきます。
フレーム色
※ラッカー系塗料はABS樹脂が割れる場合がありますので注意してください。
ライフル
本体色白 武器等白(画像上)
バックパック等グレー(画像下)
シールドの黄色いモールドはマスキング処理をして塗装します。
マスキングテープを剥がし、塗料がはみ出た箇所等はリタッチしておきましょう。 脛サイドのフィンも同様にマスキング処理をして塗装します。 黄色(画像上)
赤(画像下)
アーマシュナイダーやシリンダー、ノズルはスーパーファインシルバーとスーパーアイアンで塗装しました。 頭部カメラ部はクリアーブルー、クリアーグリーン+蛍光グリーン極少量で塗装しました。ツインアイはエナメルのフラットブラックで周りを塗装します。 本体色青紫
一通り塗装が完了したら一旦組んで色味のバランスを確認しておきましょう。
バックパックの接続部はここで接着しておきます。肘のビームブーメラン接続部と腕部アーマーも接着しておきましょう。  
全身を組んだ状態です。塗装の剥げ等があればリタッチしておきましょう。 次にエナメル塗料のブラック+グレー(本体色青紫等)、ブラック+ハルレッド(本体色白)で墨入れをしていきます。塗料は【塗料1:溶剤3】の比率で薄めて使用します。溶剤は揮発性の高いペトロール(油彩用溶剤)を使用しました。
エナメル塗料はパーツ接合部に浸透すると割れが生じることがあるので、分解した状態で墨入れしていくとよいでしょう。
今回はガンダムデカールDX03のザフト系マーキングを使用します。
※画像はテストショットの為2枚に分かれています。
腰・肩にザフトのマーキングを使用しました。
ガンダムデカールDXは高精細の印刷方式で濃い色の下地に貼っても印字面が鮮明に見えます。
コーション類にはMGガンダムデスサイズEW用を使用し、赤・ホワイトのマーキングを貼ってみました。デカールは全体のバランスを見ながら貼っていくとよいでしょう。デカールはマークセッターを使用し、しっかり固定しておきます。 デカール乾燥後、半光沢トップコートを吹いていきます。トップコート終了後、頭部クリアーパーツを付けいよいよデスティニーインパルスガンダムの完成です!
 MG デスティニーインパルスガンダム イメージモデル 完成
まずは本体のみの状態です。肘にビームブーメランを装着するところがノーマルと異なります。
バックパック、翼、武装を付けた状態です。かなりのボリュームを誇り、見た目の迫力も大きく増しました。
頭部アップ画像です。 アクションベースを使用した状態です。※アクションベース1 クリアは別売りです。
ビームライフルとシールドを装備した状態です。 可動範囲も広いので、アクションベースを使用し様々なポージングも楽しめます。
アロンダイトを装備。 高エネルギー長射程ビーム砲を装備。
MGソードインパルスガンダム付属のエクスカリバーも製作しました。2本の長大な刀で更に迫力のシルエットを醸し出します。
翼には展開時に連動して開くギミックを内蔵しています。
ビームブーメランを装備。 MGデスティニーガンダム付属のビームシールドを装備。
 製作後記
今回はMGソードインパルスガンダムとMGデスティニーガンダムを使用し、デスティニーインパルスガンダムのイメージモデルを製作していきました。

デスティニーガンダムの特徴的な翼・武装を使用することで、インパルスガンダムのシルエットを大きく変えることができます。
ミキシング工作も小改造でできますので、是非挑戦してみてください。

ガンダムSEED DESTINYシリーズでは様々な機体がキット化されています。
MSVでも多くの機体設定がありますので、ミキシングで自分好みの機体やオリジナル作品を製作してみてはいかがでしょうか。
皆さんもガンプラで作品製作を是非楽しんでください!

※ABS樹脂への塗装は、破損する恐れがありますので、ご注意ください。
▼この作例には以下のキットを使用しています

MG 1/100 ソードインパルスガンダム

MG 1/100 デスティニーガンダム