今回は好評のガンダムデカールDX第3弾、ガンダムデカールDX03(ガンダムSEED系)とHGミーティアユニットを題材に、RGテイストの作例をご紹介していきます。 ガンダムデカールDXはA4サイズに軍マーク、部隊マーク、コーションマークやパーソナルマークといった様々なマーキングがデカール化された汎用性に富んだ商品になっています。 第3弾のガンダムSEED系では、地球連合軍やZAFTはもちろん、三隻同盟やジャンク屋・サーペントテールなど多くのマークが入っています。

また新たに発売されたHGミーティアユニットにはリアリスティックデカールも封入され、RGシリーズと統一感のあるデザインとなっています。

ミーティアユニットとRGシリーズのフリーダムガンダム、ジャスティスガンダムの成型色を活かした製作法に加えガンダムデカールDXのマーキングを使用し、お手軽に完成度を高める製作をご紹介していきたいと思います。
今回も楽しんで製作していきましょう!
 今回製作するRGフリーダムガンダム
パッケージです。 説明書には各種設定が掲載されています。機体設定などはデカール貼る際非常に参考になります。 キットはフリーダムの特徴ともいえるハイマット、フルバーストの形態も再現できるようになっています。
 それではキットを組み立てていきましょう
はじめにランナーからパーツを切りはずしていきましょう。パーツとランナーをつなぐゲート部を少し残すようにニッパーでカットします。 カッター、デザインナイフで、ゲート部分をカットしていきます。ゆっくり慎重に作業していきましょう。ゲート跡はリアルタッチマーカーなどでタッチアップしておくと目立たなくなります。 頭部・胸部完成画像
目のカメラ部はリアリスティックデカールを使用しています。
腕部完成画像 腰部完成画像
レール砲は折り畳むことができます。
脚部完成画像
ウイング部完成画像
ウイングおよびビーム砲を展開することができます。
武装はビームライフル、シールドビームサーベルが付属します。 仮組みが完了した状態です。
ゲート跡をタッチアップして目立たなくさせておきます。今回はリアルタッチマーカーを使用しました。ゲート部分にマーカー塗った後、綿棒等で余分な塗料を拭くことで、ゲート跡に塗料がなじみ白化した部分も目立たなくなります。
ゲート跡の処理後、各部にブラック+グレーのエナメル塗料で墨入れをしていきます。塗料は【塗料1:溶剤3】の比率で薄めて使用します。溶剤は揮発性の高いペトロール(油彩用溶剤)を使用しました。
全身に墨入れをした状態です。塗料をつけすぎるとパーツの隙間に塗料が入り込み、割れの原因になりますので慎重に塗っていきましょう。  
 デカールを貼っていきましょう
使用するガンダムデカールDX03です。※今回はテストショットを使用した為2枚に分かれています。  
地球連合軍やZAFT・オーブのマークやコーションマーク類がデカール化されています。 ジャンク屋、サーペントテール、ライブリアンといったガンダムSEEDに登場する様々なマークもデカール化されています。 シルバーに輝くマークやナンバー、ラインデカールも入った盛りだくさんの内容になっています。
デカールを各部に貼っていきます。今回はコーションマークをメインに貼っていきます。
使用するマークを丁寧に切り出していきましょう。切り出す際、他のマークに傷をつけないよう注意してください。使用する部分を大まかに切り出しておくと作業しやすいです。
切り出したマークをピンセットで持ち、ぬるま湯に3秒程つけて引き上げます。貼りたい箇所にマークを置き、台紙からすべらせるように貼っていきます。
位置を調整してから、綿棒等で押して気泡、水分を取っておきます。デカールはマークセッターでしっかり固定しておきましょう。
同様に全身にデカールを貼っていきます。デカールが綺麗に発色しているのがよく分かります。全体のバランスやマークのずれ、剥がれがないか確認しておきましょう。
大判のマーキングはキット付属のリアリスティックデカールを使用しました。 肩等にナンバー等のマークを貼った状態です。リアリスティックデカールは少し水につけてから貼ると位置決めがしやすくなります。 デカールを充分に乾燥させ、つや消しでトップコートをしておきます。これでRGフリーダムガンダムの完成です!
 RGフリーダムガンダム 完成
成型色を活かしたお手軽な製作方法ですが、ガンダムデカールDXをポイントで使用することで見栄えのする作品に仕上がりました。
ビームライフルとシールドを装備。キットは可動範囲も広く、様々なポージングが楽しめます。
アクションベース(別売)を使用すれば、可動範囲を活かし様々なポーズをとることもできます。
ラケルタ・ビームサーベルを装備。 ビームサーベルは連結可能です。
クスィフィアス・レール砲を展開。 ウイングとバラエーナ・プラズナ収束ビーム砲を展開し、
フリーダムの特徴ともいえるフルバースト状態も再現可能です。
 RGジャスティスガンダムの製作
パッケージです。 リフターの展開など、様々なギミックが盛り込まれたキットになっています。 RGジャスティスガンダムはキット付属のリアリスティックデカールで仕上げてあります。墨入れ、つや消しトップコートも施し、フリーダムと質感を揃えました。
 RGジャスティスガンダム 完成
こちらは成型色を活かした製作法でキット付属のリアリスティックデカールを使用して仕上げています。
ビームライフルとシールドを装備。キットは可動範囲も広く、様々なポージングが楽しめます。
リフターは補助パーツを使用することで展開状態をしっかり保持することができます。アクションベース(別売)を使用すれば、
可動範囲を活かし様々なポーズをとることもできます。
ラケルタ・ビームサーベルを装備。ビームサーベルは連結可能です。 パッセル・ビームブーメランも肩から外し持つことができます。
RGフリーダムガンダムとRGジャスティスガンダムの揃い踏みです。
 HGミーティアユニットの製作
組み立てて付属のシールを貼った状態になります。※実際の商品とは成型色が異なる可能性があります。 ミーティアユニットは部分的に塗装をして、効果的に見栄えを良くしていきたいと思います。
ミサイルの部分は弾頭を塗り分けていきます。 エンジンノズル部分はメタルカラーで塗装しアクセントにします。
ミーティアユニットはRGフリーダム、ジャスティスとドッキングすることが可能です。 各部の部分塗装を進めていきましょう。ミサイル弾頭はMr.カラーのGXカラー ハーマンレッドで筆塗りしました。同様に後部コンテナ等のミサイルも塗装していきます。はみ出た部分は溶剤で拭き取るか、デザインナイフ等で削っておきます。
ダクト部分はジャーマングレーで塗り分けておきます。 部分塗装が終わったら全体に墨入れをしていきましょう。
塗料は【塗料1:溶剤3】の比率で薄めて使用します。溶剤は揮発性の高いペトロール(油彩用溶剤)を使用しました。ミサイルや各所のモールドが際立ち、引き締まった印象になりました。
機体前部のダクトはメッキシルバーを使用し塗り分けました。 エンジンノズルは2色で塗りわけました。
使用カラー:
シルバー→クリアブルー、スーパーアイアン
次に付属のリアリスティックデカールを各部に貼っていきます。RGと統一感を演出するマーキングになっています。
各部にリアリスティックデカールを貼った状態です。リアリスティックデカールは少し水につけてから貼ると位置決めしやすくなります。残った水分は貼った後、綿棒等で拭き取っておきましょう。機体ナンバーは101を選択しました。
ガンダムデカールDX03に付属する三隻同盟のマーキングも使用しました。デカールを充分に乾燥させ、つや消しでトップコートをしておきます。いよいよミーティアユニットの完成です!
 HGミーティア・ユニット 完成
収納形態です。ビッグサイズでかなりのボリュームを誇るキットですが、リアリスティックデカールを使用することで密度感の高い作品に仕上がりました。
紫の部分の塗装はクールホワイト60%+パープル35%+ブルー5%を使用しました。 ミサイルポッドも開閉可能。部分塗装することで引き締まった印象になりました。
エンジンノズルはメタルカラーで塗装し、ワンポイントのアクセントとしました。カバーも開閉することができます。 ドッキング形態に変形した状態です。
RGフリーダムガンダムとドッキングした状態です。
グリップを持たせることで、しっかりとフリーダムを保持することができます。
ミサイルポッド展開状態です。
RGジャスティスガンダムとドッキングした状態です。
ジャスティスはリフターを上げた状態でドッキングします。フリーダム同様グリップを掴むことでしっかり保持できます。
ミサイルポッドを閉じた状態です。
 製作後記
今回はHGミーティアユニットを題材に、RGフリーダムガンダム、ジャスティスガンダムとガンダムデカールDX03(ガンダムSEED系)を使用した成型色仕上げの製作方法をご紹介しました。

ガンダムデカールDX03にはガンダムSEEDに登場する様々なマークがデカール化されています。様々なマークがデカール化されたガンダムデカールDX03を使用することで、ガンダムSEEDの世界観で色々な機体製作、仕上げ方を楽しむことができます。

HGミーティアユニットは新たにリアリスティックデカールが付属し、RGシリーズと統一感のあるマーキングを楽しむことができます。RGシリーズのフリーダムガンダム、ジャスティスガンダムと合わせて、ビッグサイズながら精密感溢れるミーティアを楽しむことができます。

ご紹介した成型色仕上げは、プラモデルが初めてという方や時間のない方に是非お試しいただければと思います。ミーティアユニットやRGシリーズなどのキットにひと手間手を加えるだけで大きく完成度を高めることができるオススメの製作方法です。

ガンダムSEEDシリーズでは様々な機体がラインナップされています。
皆様も自分好みの機体で、ガンプラ製作を是非楽しんでみてください!

※ABS樹脂への塗装は、破損する恐れがありますので、ご注意ください。
▼この作例には以下のキットを使用しています

RG 1/144 フリーダムガンダム

RG 1/144 ジャスティスガンダム
HG 1/144 ミーティアユニット(ホビーオンラインショップ限定)
[画像無し]
 ガンダムデカールDX1〜3再販 11月2日より予約受付スタート!!

新方式の印刷方法を採用し、色や形状ともに、より鮮明な仕上がりを実現。箔や特色なども多用し、豪華な演出が可能です。

この商品のプレミアムバンダイでのお申し込みは現在受け付けておりません。再販の予定は未定です。

推奨する対応スケール:1/144
※自由度の高いマーキングのため、お好みにより他スケールキットにも使用可能です。
※デザインは開発途中のものであり、レイアウトやマーキングの種類、大きさ、数量など若干の変更の可能性がございます。予めご了承ください。