第1回 HGUCジムカスタムをガンダムデカールDXで仕上げる 編
今回はガンダムデカールDXを使用して、様々なバリエーションの機体を再現していきたいと思います。
ガンダムデカールDXはA4サイズに軍マーク・部隊マーク・コーションマークやパーソナルマークといった様々なマーキングがデカール化された
汎用性に富んだ商品になっています。
ガンダムデカールDXはA4サイズに軍マーク・部隊マーク・コーションマークやパーソナルマークといった様々なマーキングがデカール化された
汎用性に富んだ商品になっています。
HGUCジムカスタムを使用した作例では、ガンダムデカールDXの特色でもあるシルバーに輝くマーキングを使用し製作をしていきたいと思います。
楽しんで製作していきましょう! ガンダムデカールDX
ガンダムデカールDXの図柄です。数多くのマーキングがデカール化された魅力的な構成になっています。 | 裏面には様々なパーソナルマークの解説も載っています。 | 今回は「EFSF」マークを中心に、シルバーで印刷された特徴的なデカールを使用していきたいと思います。 |
今回使用する「HGUC 1/144 ジムカスタム」
パッケージです。 | 説明書には各種設定が掲載されています。機体設定などはデカール貼る際非常に参考になります。 | パーツのランナー状態です。 Aランナー |
Bランナー | Cランナー | Dランナー |
Eランナー | ポリキャップ、ビームサーベル、シール | それではキットを仮組みしていきましょう。 頭部完成画像 カメラ部はクリアパーツで再現されています。 |
胸部完成画像 | 腕部完成画像 | 腰部完成画像 |
脚部完成画像 | 武器類(ジム・ライフル、シールド、ビーム・サーベル×2) |
仮組みが完了した状態です。 |
塗装作業用に後ハメ工作をしていきます
肩アーマーは肩基部の接続軸をはめる箇所を“ハの字”にカットしておきます。 | 後ハメ工作をすることで、塗装後肩アーマーを上から被せることが出来るようになります。 | 下腕は後側はめ込み用ピン部をカットし、関節下部を切り欠くことで後ハメできるようになります。 |
脚部膝関節ははめ込み用ピン(後側)と関節部下端を切り欠いておきます。この工作により、塗装後関節部を上から差し込むことができるようになります。 | 後ハメ工作部を充分に擦り合わせをして確認してから接着し、継ぎ目を400~800番のペーパーで消していきます。同様に各パーツもペーパーやスポンジヤスリなどで表面処理をしておきます。 | 次にサーフェイサーを吹き、下地処理をしておきます。※サーフェイサーはラッカー系塗料です。ABS樹脂は割れる場合がありますので注意してください。 |
下地処理から塗装
下地処理が終わったら塗装に入っていきましょう。本体色はクールホワイトに1滴ずつ他の塗料を混ぜ、色味を確認しながら調色していきましょう。今回はややグリーン寄りの色味に調色してみました。※ABS樹脂パーツは塗料をつけると割れるおそれがあります。ご注意ください。 | 関節色 | バーニア 胸部ダクト 胸部コクピットハッチ |
バーニア・カメラ部などを筆塗りで部分塗装していきます。バーニアはスーパーアイアン、カメラ部はメッキシルバーを使用しました。 | 部分塗装後、各部にブラック+グレーのエナメル塗料で墨入れをしていきます。 塗料は【塗料1:溶剤3】の比率で薄めて使用します。 ※溶剤は揮発性の高いペトロール(油彩用溶剤)を使用しました。塗料をつけすぎるとパーツの隙間に塗料が入り込み、割れの原因になりますので慎重に塗っていきましょう。 |
【使用カラー】GSIクレオス Mr.カラーを使用 | |||
本体色 | クールホワイト100%+スカイブルー少量+黄橙色少量+モウリーグリーン少量 | 関節色 | ニュートラルグレー95%+クールホワイト5% |
バーニア | スーパーアイアン | 胸部ダクト | 黄橙色80%+MSイエロー20% |
胸部コクピットハッチ | モンザレッド |
※関節等のABS樹脂パーツは塗料をつけると割れるおそれがあります。ご注意ください。
デカールを貼っていきます
まず肩アーマーにシルバーで印刷されたEFSFマークを貼っていきます。使用するマークを丁寧に切り出していきましょう。切り出す際、他のマークに傷をつけないよう注意してください。 | 切り出したマークをピンセットで持ち、ぬるま湯に3秒程つけて引き上げます。 | 貼りたい箇所にマークを置き、台紙からすべらせるように貼っていきます。 |
位置を調整してから、綿棒等で押して気泡・水分を取っておきます。デカールはマークセッターでしっかり固定しておきましょう。 | シールドにも同様にEFSFマークを貼っていきます。 | 機体ナンバーもデカールで再現しました。複数のマークを並べて貼る際は、マスキングテープでガイドを設けておくとよいでしょう。 |
EFSFマークの他にもアルビオン隊のマークなどを使用してみました。 | ガンダムデカールDXにはコーションマークも入っていますので、グレーのマークを中心に全体に貼っていきます。 | 全体のバランスを確認しながら各所にコーションマークを貼っていきます。ポイントで赤のマークも使用してみました。 |
全体にデカールを貼った状態です。全体のバランスやマークのずれ・剥がれがないか確認しておきましょう。 | 各部にデカールを貼ることで、メリハリのある引き締まった印象になりました。 | デカールを充分に乾燥させ、半光沢でトップコートをしておきます。頭部にクリアパーツ・シールをつけてジムカスタムの完成です! |
HGUC ジムカスタムの完成です
ガンダムデカールDXを使用し、スタイリッシュな作品に仕上がりました。シルバーに輝くマークもいいアクセントになっています。 |
ジム・ライフルとシールドを装備。可動範囲も広く、様々なポーズをとることができます。 |
アクションベース(別売)を使用すれば、可動範囲を活かし様々なポーズをとることもできます。 |
ビームサーベルを装備。 |
製作後記
今回はHGUCジムカスタムをガンダムデカールDXを使用し仕上げていきました。
様々なマークがデカール化されたガンダムデカールDXを使用することで、色々な機体製作・仕上げ方を楽しむことができます。 シルバーに輝くマークは今までになかったので、作品を引き立てるワンポイントにもなります。また、機体番号の組み合わせでジムカスタムはアルビオン隊のモンシア機・アデル機も再現できるので、お好みの機体で仕上げてみるのも楽しみ方の一つだと思います。
次回もガンプラデカールDXを使用し、バリエーション機体を製作していきたいと思います。 ※ABS樹脂への塗装は、破損する恐れがありますので、ご注意ください。 ▼この作例には以下のキットを使用しています
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ガンダムデカールDX再販!