全長333mm。1/1000スケールで完全新規立体化で登場(2012年7月発売)した「宇宙戦艦ヤマト2199」。

今回は劇場公開記念限定アイテムとして発売された宇宙戦艦ヤマト2199 スペースパノラマVer.製作をしていきたいと思います。

1/1000宇宙戦艦ヤマト2199のキットに、スペースパノラマVer.では専用ディスプレイスタンドやクリアパーツも付属しキットが魅力を更に楽しめる構成になっています。

今回は組立てから塗装・仕上げまでの作業を順を追ってご紹介いたします。
甦ったヤマト2199を楽しみながら製作していきましょう!
 今回製作する1/1000 宇宙戦艦ヤマト2199 スペースパノラマVer.
パッケージです。
ヤマトを正面から捉えた大胆な構図で、艦橋にはキャラクターも確認できる緻密なビジュアルを使用したデザインになっています。
パッケージ側面です。キットの様々な魅力をご紹介しています。 説明書とディスプレイスタンド用の背景イメージです。
Aパーツ Bパーツ Cパーツ
Dパーツ Eパーツ Fパーツ
Gパーツ クリアパーツは透明とグリーンで成型されたものが付属します。 ディスプレイスタンド、シール
 まずは仮組みで組み立てていきましょう
船台画像です。 船体を組み立てていきます。
艦底部パーツは円型パーツを挟み込むことによって、しっかりと固定することができます。ゲートが残っているとパーツにすき間ができてしまうので、カッターやデザインナイフ、ペーパーで処理しておくとよいでしょう。
船首画像です。
船体後部画像です。
艦載機の格納庫がここに入ります。
艦橋画像です。
細かいパーツが多いので、折らないようゆっくり作業していきましょう。
煙突ミサイル部画像です。
艦橋の土台部分にあるパルスレーザーはピンセットを使って組むとよいでしょう。
砲身パーツは流し込み用接着剤で固定しました。
艦橋部画像です。
前面のパーツは最後にクリアパーツを入れるので、接着等しないよう注意しましょう。
第三艦橋画像です。細かいパーツ構成でシャープな造型になっています。
第三艦橋を組み付けた画像です。 船尾画像です。 船体の大まかな形ができてきました。
次に主砲、副砲を作っていきましょう。主砲の砲身ギミック用パーツはゲート処理をしっかりしておきましょう。 主砲、副砲を取り付けた状態です。主砲は回転させると砲身が上下する機構になっています。 船体側面の艤装もしていきましょう。パルスレーザーはピンセットを使用し組み立てると作業しやすいです。砲身など細かいパーツはこの時点で流し込み用接着剤で接着しました。
仮組みが完了した状態です。ヤマトの雄雄しい姿を見事に再現しています。
 塗装からウォッシング(汚し塗装)
船体パーツを400〜800番のペーパーでモールドに注意しながら表面処理をしていきましょう。スポンジヤスリなどを使い分けると作業しやすいです。
表面処理が終わったらサーフェイサーで下地処理をしておきます。
下地処理が終わったら塗装に入っていきましょう。
使用カラー
本体色赤
本体色グレー
船体部は大まかに組んだ状態で塗装しました。 波動エンジン部 基本塗装が一通り終わった状態です。
舷側部の窓などはスーパーファインシルバーを筆塗りし、乾燥後クリアーグリーンを塗っています。
【使用カラー】GSIクレオス Mr.カラーを使用
本体色赤 ハーマンレッド80%+艦底色20% 本体色グレー ニュートラルグレー70%+ジャーマングレー20%+ミディアムブルー10%
   波動エンジン部 スーパーファインシルバー80%+クリアーオレンジ20%→乾燥後にクリアーオレンジ
各部にブラック+グレーのエナメル塗料でウォッシングをしていきます。塗料は【塗料1:溶剤3】の比率で薄めて使用します。溶剤は揮発性の高いペトロール(油彩用溶剤)を使用しました。
薄めた塗料を全体に塗り、綿棒等で拭き取っていきましょう。船体部分は縦方向に拭き取り、イラストのイメージを再現しました。
エナメル塗料はつけすぎるとパーツの隙間に塗料が入り込み、割れの原因になりますので慎重に塗っていきましょう。面積が広いので、少しずつ作業を進めていきましょう。
ウォッシングが完了した状態です。
船台はウィノーブラックで塗装後、光沢トップコートで仕上げました。 船体は細かいパーツも取り付けた後、つや消しトップコートをしておきます。トップコート乾燥後、艦橋、エンジン部のクリアパーツを付けます。 艦載機コスモファルコンの格納庫も再現されています。
コスモゼロ、コスモファルコンが付属するので、古代、山本、加藤、篠原の各機体を製作しました。細かいパーツですが、筆塗りしスミ入れするだけでぐっと雰囲気が出るのでおすすめです。 スペースパノラマVer.には劇場版キービジュアル背景イメージ付きのディスプレイスタンドが付属します。
これで全ての作業が完了しました。
 1/1000 宇宙戦艦ヤマト2199 スペースパノラマVer.の完成です!
ヤマト2199の重厚なスタイル、緻密なモールドが見事に再現されています。汚し表現を加えることによって、重厚な雰囲気を醸し出すことができました。
艦首フェアリングや波動砲のライフリングもしっかり再現されています。波動砲内部はクリアパーツを使用しています。 艦橋部画像です。シャープな造形で見応えのある部分です。
窓のクリアパーツがよいアクセントとなり艦橋を引き立たせています。
前部主砲、副砲です。 煙突を模した八連装ミサイル発射塔です。
後部主砲、副砲です。 コスモゼロ用カタパルトは左右に可動します。
第三艦橋画像です。 波動エンジンはクリアパーツで再現されています。
コスモゼロ(古代機、山本機)とコスモファルコン(加藤機、篠原機)の画像です。小さいサイズながらしっかり造型されています。 艦載機は船台にディスプレイすることもできます。
艦載機格納庫画像です。シリンダー状に搭載された艦載機の密度感を楽しむことができます。 格納庫も船台にディスプレイすることが可能です。
ヤマト、艦載機、格納庫を並べた壮観なディスプレイです。
スペースパノラマVer.付属のディスプレイスタンドです。夕日に佇む大和のキービジュアルが情感を高めてくれます。 船体側面にアタッチメントパーツを付け、様々な角度でディスプレイすることが可能です。
様々な角度でダイナミックな構図のヤマトを楽しむことができます。
アタッチメント接続の上下を変えることで、潜水艦行動の状態も再現できます。
スペースパノラマVer.には船尾側面の外郭部装甲のクリアパーツも付属します。クリアパーツを使用することで、格納庫、波動エンジンのメカニカルな構図を楽しむことができます。
格納庫のハッチも開閉可能です。コスモファルコンの発進シーンを再現することができます。
クリアパーツ使用時の全体画像です。主砲の砲身が上下するギミックで、迫力のディスプレイを楽しむことができます。
ディスプレイスタンドやクリアパーツといったスペースパノラマVer.の魅力ある付属品でヤマト2199の勇姿を存分に堪能することができます。
 製作後記
今回は1/1000 宇宙戦艦ヤマト2199 スペースパノラマVer.を題材に、組立から塗装、仕上げまでの工程をご紹介しました。

見事なスタイルとギミックを備えた1/1000 宇宙戦艦ヤマト2199のキットは徐々にかたちになっていくヤマトの勇姿を組み立てる楽しさや、完成後に艦載機と共にディスプレイを楽しさを感じることができる素晴らしいキットになっています。

加えてスペースパノラマVer.にはディスプレイスタンドやクリアパーツが付属し、ダイナミックな構図でのディスプレイやメカニカルな内部機構を楽しむことができます。

初めての型にも組み立てやすいキットになっていますので、お好みの製作方法で現代に甦った宇宙戦艦ヤマトを多くの方に堪能していただければと思います。
皆様も是非ヤマト製作を楽しんでみてください!

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数々のプレミアムオプションが付属する限定版キット!

この商品のプレミアムバンダイでのお申し込みは
現在受け付けておりません。
再販の予定は未定です。

当商品は、2012年10月13日から公開された
『宇宙戦艦ヤマト2199』第三章「果てしない航海」
イベント上映館で販売されたものと同じ商品仕様です。

※この商品は、数量限定生産です。
 準備数量に達し次第、ご予約お申込み受付を終了とさせていただきます。
 予めご了承ください。