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MG シリーズ [ 1/100スケール ]シャア専用ゲルググ ver.2.0 発売 2007.07
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ジオン公国MS開発史
悲運の傑作機 MS-14 ゲルググは、ジオン公国製MSの新たな標準主力機として開発された機体である。ビーム兵器を標準装備とし、一年戦争期間中に量産されたMSの中では最高の完成度を持つ機体であると評価されている。 U.C.0079年に勃発した“一年戦争”末期に実戦投入されたゲルググは、この期間に量産されたMSの内で、もっとも優秀な機体であると言われている。地球連邦軍に先んじてMSの開発に成功した公国軍が、連邦軍の“ガンダム”を超えるべく、その威信を賭けて開発したゲルググは、あと一ケ月配備が早ければ、歴史を塗り替えていただろうとさえ言われている。それまでに蓄積されたMS開発ノウハウの全てを投入し、ビーム兵器の標準実装という新たな難関をクリアしたこの機体は、単独での大気圏突入こそできないものの、生産性をも含めたトータルな意味での工業製品として考えれば、実質的にガンダムを凌駕していたと言っても過言ではない。攻守共にバランスのとれた設計と、ザクを上回る汎用性の高さに加え、オプションの換装も容易で整備性も良好。ほぼ無改造で重力下での稼働も可能であった。これほどのスペックと生産性を持ちながら、実際に戦闘に投入されたのは戦争末期だったため、戦局に与えた影響は微々たるものだった。また、ベテランパイロットの喪失に伴い、学徒動員兵を搭乗させざるを得なかったジオン公国の人的資源の不足など、運用面における実働状況は必ずしも万全なものではなかったのである。基本性能ではジムを大きく上回るにも関わらず、パイロットの養成や生産、配備が間に合わなかったため、大きな戦果を挙げることはできなかったとされている。ただし、優秀なパイロットのもとに適性に配備されていれば、あるいは、ルウム戦役に至る戦闘おいて、ベテランパイロットの多くを喪失していなければ、一年戦争の結末は異なったものになっていただろうとも言われている。 ガンダムを凌駕するとも言われる性能 ゲルググは言うまでもなく連邦軍が開発した“ガンダム”や“ジム”を強く意識した機体である。それゆえ、開発の前提としてビーム兵器の搭載か携行が必須とされ、その稼働に対応した高出力のジェネレーターと、高度な近接戦闘を実現する機動性と運動性を有している。 公国軍における次期主力MSの開発計画そのものは、一年戦争のかなり早い時期から存在していたものの、高度な汎用性の獲得やビーム兵器の開発の遅れなどのため、実戦に投入されたのは一年戦争末期となった。実際には、一年戦争勃発の以前から「地球侵攻作戦」が想定されていたため、地球環境などに特化された“局地戦用”の機体開発と、ザクそのものの生産が優先されていたことも事実であった。計画上の次期主力MS候補となる機種の開発当初のコードナンバーはMS-11とされており、いた。もともとはMSの運動性の向上を主眼として開発されていた別系統の機体であったが、この設計案に基づいた機体は何機かがテストベッド機として試験的に生産され、アクトザクと呼ばれるテストベッド機となった。アクトザクこれらの試作MSは、対MS戦闘を想定した高度な白兵能力を持つ機体ではあったが、「ガンダム」の出現によって、対MS戦闘には単純な白兵、格闘能力以上のものが必要とされることが明らかになった。そのため、次期主力MSの開発計画は統廃合され、武装も含めた総合性能の向上が計られることとなった。この時期の混乱もゲルググの実戦投入が遅れた要因のひとつに上げられている。南極条約によってNBC兵器が禁止されていたため、使用可能な兵器の中では最強の武装となるビーム兵器の携行は必要不可欠であった。MSにビーム兵器を持たせることに成功した連邦軍のアドバンテージは、それほど破格の物だったのである。事実、戦争後期にゲルググに前後して開発された機体は、ビーム兵器の装備を前提に開発されているものがほとんどであり、MSであろうとMA(モビルアーマー)であろうと、なんらかのビーム兵器を装備している。公国軍にとって「ガンダム」が脅威であったのは、この機体が圧倒的な機動性と戦艦並みの破壊力を併せ持っていたためなのである。そして公国軍の技術陣は、“ガンダムを超える”MSである“ゲルググ”を完成させたのである。 MS-14S ゲルググ 一年戦争末期の傑作機であるMS-14 ゲルググは、一朝一夕に誕生した訳ではない。それは様々な曲折の後に達成された物であり、また、それゆえゲルググはゲルググとして存在できたということもできる。 ゲルググの開発ベースとなった機体は、MS-06R-2や06R系の最終型とされるMS-06R-3、あるいはMS-11などであった。ゲルググは、それらの開発に従事していた技術者たちを糾合して開発された機体であり、公国軍のMS開発担当官が直接指揮をとって開発に当たっていた。実際、MS-14の基本的なアビオニクスはZEONIC社のものだが、装備されるスラスター類はZIMMAD社の技術が援用されており、MS用の武装を開発していたMIP社なども、ビーム・ライフル開発の際にMS開発局に編入され、同系統の機体を何機種かOEM生産している。さらに、各部品の調達の都合によって、各メーカーは独自のライセンス生産も行うようになっていった。この機体は各部位が独立した構造となっていたため、生産自体もブロックごとに行うことが可能だった。だからこそ、生産可能なユニットは先行して部品供給がなされ、短期間で本格的な量産にこぎ着けることができたのである。 先行量産された25機のMS-14は当初、開発コードに従って試作機を表す“YMS-14”と呼ばれていた。そして、オプションの高機動型ブースターパックを装備したタイプのものは「MS-14B 高機動型ゲルググ」とされ、ノーマルな機体と区別されていた。さらに、開発の遅れていたビーム・ライフルの代わりに、水陸両用MSのビーム砲の技術を転用したバックパック方式のビーム・キャノンを装備した「MS-14C ゲルググキャノン」なども当初から開発計画に盛り込まれていた。そして、エースパイロットを中心配備されたこともあって、基本仕様のままの機体は、B、Cタイプと峻別するため、「MS-14S 指揮官用ゲルググ」とされた。シャア・アズナブル大佐が受領した機体が赤く塗装されていたため、かつての乗機であった06Sに倣ったとも言われているが定かではない。先行量産されたこれらの機体は、全て“YMS-14である”とも言えるのだが、これは、複数の部局が開発に携わっていたために便宜上付けられた呼称であった。機体によっては、担当技術者が複数のプロジェクトに関わっているような事態が頻発したために起こった混乱でもあったようだ。実際には、先行量産されたB、C、S型も、量産機のA型も、全てが“MS-14”なのである。 ゲルググは、ザクと同じか、それ以上の汎用性を発揮するよう設計されていたため、最小限のオプションで多様な戦術に対応できた。基本的にはノンオプションで最高水準の性能を発揮するが、地上への投入や特殊な任務への対応を考え、腕部には補助推進機としてのジェットエンジンが装備されていた。そして、膨大な初期加速が必要とされる一撃離脱の作戦などに対応するための高機動型のバックパックなどは、背部パネルごと換装することができた。例えばザク系の機体では、この程度の変更でも内装部品の交換や多岐にわたる煩雑な微調整が必要だったが、ゲルググはほとんど無改造でこれらのオプションを装着した上で稼働することができたのである。 ちなみに、開発が戦争末期であったにも関わらず、ゲルググには多くのバリエーションが存在する。これは、基礎設計として各部パーツやモジュールを分散して生産する事が可能だったためだと言われている。例えば、元々は、ゲルググとのコンペティションで敗れたMS-15 ギャン系の機体生産を見越していた工厰などは、スペック的に併用できるパーツを流用するなど、ある程度の技術力と規模さえあれば、それぞれのパーツをベースとして独自の機体に組み上げることとさえ可能だったと言われている。また、MS-14とMS-15双方の長所を融合させ、公国軍のMS開発局からMS-17の開発コードを与えられていた別の機体の計画もあり、その機体のための部品の供給計画を先行して推進していた工厰もあったと言われている。そのせいで、一部完成していたMS-17用の生産ラインを流用して建造されたゲルググなども何機種か存在すると言われている。そして、終戦を迎えて以降も、連邦で、あるいは公国軍残党の手によって、ゲルググの系譜の発展は途切れる事なく続いて行ったのである。 脚部スラスター 06R系の直系ともいえるゲルググは、R系と同様、脚部全体を巨大なバーニア・スラスター・ユニットと考えている。また、06R-2型での実働データをもととして、さらなる高性能化も計られている。 ゲルググの脚部に装備されるバーニア・スラスター・ユニットは、当初、MS-11用に開発されていたZEONIC社製ものがそのまま流用される予定だったが、実際には06R−2型に使用されてから機体が完成するまでの間に改良が加えられることになった。スラスター総推力の向上のため、腰部スカートアーマーに09R系のZIMMAD社製バーニアのノウハウの採用が決定し、改めて06R-3型用のユニットが先行試作機として共同開発されることとなったのである。このことからも、ゲルググは事実上、公国軍のMS開発のノウハウを総動員して開発された機体だということができる。また、06R-3型は、ゲルググの実質的なプロトタイプと目される事もあるが、元々は4機しか建造されなかった06R-2型の内の1機をテストベッドとして改装したものであるといわれている。06-R2が「外観こそ“ザクII”にそっくりだが中身は全く別物」とされつつも、あくまで“ザクII”でありつづけるのとは対照的であると言えるだろう。 背部スラスター&メインジェネレーター ゲルググのボディモジュールには、ザクとの最も大きな差異が存在する。まず、コクピットブロックと主動力炉の配置が抜本的に見直されている。 ゲルググのボディモジュールの基本構造は、連邦製のRXタイプに倣い、大きく三つのブロックに分割されている。これは機体の運動性を高めるためにも有効であったが、実際には、パイロットの生存性を高めるために採用された構造であった。さらに、このボディの分割構造は、機能上の問題ばかりでなく、生産性の面からも歓迎された。これによってゲルググは、各部位ごとに生産拠点を分散させて生産することが可能となり、「工業製品」としても非常に優秀なものとなったのである。ジェネレーターは水陸両用MSに採用された形式の派生型を基本とし、それまでのMSとは桁違いの出力を持っている。さらに、併せて新開発の冷却装置も開発され、ビーム兵器の連続使用や複数の同時稼働を可能としている。また、ゲルググは、ザクが持つ汎用性を、より容易に獲得することも目的としていた。各部のユニット化はその最たるもので、ザクの運用によって必要性が明らかになった各種オプションの換装なども、初期設定の段階で可能なように設計されていたのである。逆に、背部はランドセルや固定式のバーニアノズルが廃され、用途に応じたバックパックを適宜換装する構造が採用された。これは、特に06R系の開発過程におけるノウハウを積極的に採り入れた結果、背部にメインスラスターがなくとも基礎的な機動性の確保が可能になったものなのである。実際、ビーム兵器開発の遅れを補うCタイプのキャノンパックおよび高機動型Bタイプ用のスラスターパックなどは、ほとんどの“ゲルググ”との互換性を確保している。 MS開発系譜 ―ゲルググ 0000000― (←この0000000はどんな意図のタイトルなのでしょう??? U.C.0079〜とか?) ゲルググは開発当初から各種のオプション装備が想定されていた。基本的にはノンオプションで最高水準の性能を発揮するが、地上への投入や特殊な任務への対応を考え、高機動型のBタイプやキャノンパックを装備したCタイプなどがバリエーション機として開発段階から想定されていた。後に建造された更に別タイプのものも、慣例的に末尾のナンバーや記号で判別されるようになっていった。Bタイプの機体などは、J・ライデン少佐などが搭乗したことでも知られている。 一年戦争末期の傑作機MS-14 ゲルググは、先行量産型の生産に前後して、いわゆるAタイプが83機、Bタイプが67機、Cタイプが15機生産され実戦に参加していたとされる。ただし、これらの数値はいくつかの資料の平均値であり、終戦時、122機分に相当するCタイプの未組み立てパーツが存在すると記録された資料も存在する。特に、ビーム・ライフルの搭載を見送り、分散して作られたパーツをベースとして独自の機体に組み上げた工厰もあったため、開発が戦争末期であったにも関わらず、多くのバリエーションが存在するほか、ジオン残党が保有していた同系機も相当数に上るのである。 MS-14B (高機動型ゲルググ) 膨大な初期加速が必要とされる一撃離脱作戦に対応するためのバックパックなどは、背部パネルごと換装することができた。このタイプは先行量産型にも多く、MS-14B 高機動型ゲルググと呼ばれる。 MS-14C (ゲルググキャノン) 開発の遅れていたビームライフルの代わりにビームキャノンバックパックを装備したタイプ。併せて長距離砲撃に対応した補助カメラを装備した専用の頭部ユニットを装備している場合が多い。 MS-14A (量産型ゲルググ) 一年戦争終結までに、各地で仕様の異なるバリエーション機がいくつか存在したため、峻別のため末尾にAを付する場合もあった。いわゆる本格量産開始以降のロットの機体を便宜上Aタイプとする場合もあった。 In the arsenal of Granada(グラナダの工廠にて) U.C.0079年11月中旬。月の裏側にあるグラナダのとある工廠から、公国軍の次期主力MSであるゲルググが搬出されようとしていた。YMS-14として建造されていた先行量産型がロールアウトしたのは10月に入ってからだが、ビーム兵器の生産ラインが実働し始めたのは11月下旬だったと言われている。つまり、ゲルググの実戦への投入は、機体の完成からかなり間を置いていたことになる。無論、中途半端な状態で実戦配備しても、充分な効果を上げるかどうかは疑わしいし、逆に敵に余計な情報を与えかねない。とはいえ、最も効果的な時機を計る必要はあったにせよ、ゲルググの実戦配備には、それ以外の思惑も多分に影響していたようだ。「ビーム・ライフルの生産も間もなく軌道に乗るでしょう。さすれば連邦のMSなど敵ではありません」「歩留まりが安定せねば話にならん。ビームパックの方はどうなのだ?」技官の説明を聞きながら、キシリアはオデッサ以降の戦略を思案していた。「まずは手だれに扱わせるがよかろう。仕上がり次第、コレヒドールとテキサスにな」「心得ております」ジャブロー攻略宇宙での決戦を間近に控え、キシリアは宇宙の状況も変わるだろうことを予感していた。 a voice called be awake …. (目覚めよと呼ぶ声があり…) U.C.0079年12月下旬。ソロモンは陥落し、連邦軍の橋頭堡コンペイトウとされてしまった。だがしかし、公国軍には文字通りの秘密兵器があった。NT(ニュータイプ)専用MA(モビルアーマー)エルメスである。「空母ドロスの主力隊はグラナダとア・バオア・クーの線上に展開させた。大佐は私の遊撃隊に入り戦闘指揮を取れ」「はっ」キシリア直属の遊撃隊に組み込まれたシャアとララァは、それぞれゲルググとエルメスを駆って再びコンペイトウの周辺宙域を伺う。「味方がやられたな。呼んでいる、…なんだ?」合流ポイントで襲撃された僚艦に加勢すべく、マグネットコーティングを施されたガンダムで出撃したアムロは、馴染みの無い気配を感じていた。『…シャアと、もうひとつはなんだ?』その時、アムロの眼前に赤いゲルググが現れる。「シャア、もらったぞ!」「大佐、退いて下さい、危険です!」「ガンダム、昨日までのガンダムとまるで違うぞ」幾度かの応酬の後、シャアはガンダムの挙動の変化に気付く。「うおおっ、ガンダムッ!?」「大佐を傷つける!!」必殺の間合いでビーム・サーベルを一閃させたガンダムがゲルググの肩口に斬りつける。「チィィッ!!」矢継ぎ早に責め立てるガンダムの猛攻に、シャアは焦燥を感じていた。 |
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特長(パーツ概要)
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パーツ名:Head
頭部は上下の可動範囲によって様々なアクションに対応。 |
パーツ名:Main Camera
モノアイは頭部の回転に連動し、左右に可動。 |
パーツ名:Armor
フロント、サイドアーマーは分割し脚部の動きの妨げにならない構造を採用。 |
パーツ名:Shield
シールドは新解釈によるマウントアーム構造で、背面からの”引き出し”アクションを実現。 |
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パーツ名:Shoulder
肩間接には、多層構造により蛇腹機構を再現。 |
パーツ名:Waist
腰部の回転に加え、前後のスイング機構が追加され、”ひねり”の表現が可能。 |
パーツ名:Figure
1/100スケールエレカ、ララァ・スンフィギュア、シャア・アズナブルフィギュアが付属。 |
パーツ名:Leg
脚部構造は新解釈を採用。 |