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MG シリーズ [ 1/100スケール ]

サザビーメタリックコーティング Ver. 発売 2007.12
価格 ¥ 14,700(税込)

モデル概要
 U.C.0092年12月。グリプス戦争末期に展開されたグリプス2攻略戦以降、行方をくらませていたシャア・アズナブルことキャスバル・レム・ダイクンは、自らを総帥として、ザビ家による独裁を排除し、ジオン・ズム・ダイクンの理想を掲げ「宇宙移民による自治権の獲得」を指標としてネオ・ジオンを再興し、地球連邦政府に反旗を翻した。そして、難民収容施設として改造されたコロニー、スウィート・ウォーターの占拠を宣言。ここを拠点として、連邦政府との対決姿勢をとった。シャアは、U.C.0089年の旧ネオ・ジオンの崩壊と共にゲリラ化・地下組織化していた反地球連邦運動を糾合し、また、かつてエゥーゴのスポンサーであった政財界の実力者たちからも独自のルートによって支援を取りつけ、短期間で実戦的な組織を作り上げていった。加えて、シャアの出自は宇宙移民にとって英雄視されるものであったし、武力制圧されたはずのスウィート・ウォーターの住民たちも、スペースノイドのために立ったジオン・ズム・ダイクンの嫡子であるシャア=キャスバル・レム・ダイグンを無条件で受け入れ、熱烈に支持していた。実際には、このコロニーはもとより旧公国系の住民が多く、シャアはグリプス戦争勃発以前からここを拠点としていたという説もあり、エゥーゴヘの参画自体、ジオン再興のための布石であったのではないかとさえ言われている。


 サザビーは、新生ネオ・ジオンが開発したNT(ニュータイプ)専用MSである。NT専用機は一年戦争時に旧公国軍が開発したもので、MAN-03ブラウ・ブロ、MAN-08エルメス、MSN-02ジオングなどといった試作機は、サイコミュと呼ばれるデバイスを搭載していた。サイコミュとは、単純に言えば、パイロットの思惟や意識そのものによって機体や火器を管制・操作するというもので、無人攻撃ポッド“ビット”の遠隔誘導なども可能であった。


 これは、ミノフスキー粒子が散布された空間において圧倒的なアドバンテージを持つ兵器システムだったが、NT能力が極めて高いパイロットにしか扱えなかったせいで量産するには問題があった。それでも、兵器としては非常に有用であったため、グリプス戦争において連邦軍(およびティターンズ)は、サイコミュそのものを改良し、さらに人工的なNTとも呼べる“強化人間”を生み出す技術も開発し、MRX-009サイコ・ガンダム、NRX-055パウンド・ドック、MRX-010サイコ・ガンダムMk-IIなどを投入していた。また、エゥーゴを支援していたAE(アナハイム・エレクトロニクス)は、独自に“バイオ・センサー”と呼ばれる操作端末や“インコム”と呼ばれる遠隔誘導デバイスを開発し、NT能力のないパイロットでも扱える、一種の“疑似サイコミュ”さえ開発していたのである。


 地球圏に帰還したアクシズ(後の旧ネオ・ジオン)は、それらの技術やノウハウを交渉や裏取引などによって入手し、さらに改良を加え、AMX-004G量産型キュベレイ、AMX-014ドーベン・ウルフ、AMX-015ゲーマルクなどを戦線に投入した。旧ネオ・ジオンは敗北したが、一年戦争以降に開発された技術をもっとも多く手にしていたのである。「第一次ネオ・ジオン戦争」が俗に「ハマーン戦争」とも呼ばれるように、連邦政府は、抗争の責任を首謀者であるハマーンに帰すことで、ジオン共和国そのものとアクシズの市民には戦争責任を問わなかった。このため、多くの技術者や軍属は追及を逃れ、野に下っていた。ネオ・ジオンを再興するにあたり、独自に艦艇やMSの調達を始めたシャアは、旧ネオ・ジオンの技術者たちにNT専用機の開発を命じた。しかし、基本的な設計は可能だったものの、製造、実験施設が不十分であったため、開発、製造はAEに委ねられることとなった。それも、本来公国軍のお膝下であったグラナダを中心とする工場に限られていた。AEにおいてU.C.0083年以降に実施されている事業部ごとの独立採算制や機密漏洩防止策の徹底は、シャアにとっても新生ネオ・ジオンにとっても都合が良かったのである。その所属によらず、シャアはスタッフを募り、糾合していった。また、機体によっては意識的に開発コードを刷新し、それぞれの担当技官の士気を高めるような配慮も怠らなかった。サザビーとして開発された当初の機体は、AMS-119ギラ・ドーガをベースとしたMSN-03ヤクト・ドーガであったが、予定されたスペックのサイコミュデバイスを組み込むにはフレームが小さく、要求値を満たすことができなかった。そこで、いくつかの試行錯誤を経て新規に大型の機体がMSN-04のコードで開発されることとなった。その際、ほぼMAクラスの機体も提案され、04Nのコードも与えられたのだが、サイコ・フレームの採用決定により、現在のスケールに落ち着いたと言われている。同時に、MAの開発プロジェクトは別班に移管され、後にNZ-333α・アジールが開発されることとなったのである。


 こうして開発されたサザビーは、既存の公国系MSの集大成であり、また、完成された機体であると言える。装甲のガンダリウムはグリプス戦争時代のものより耐久性と強度が増し、機体の耐弾性を落とさずに装甲を薄くすることに成功している。それが機体の軽量化と同時に装甲そのものにロケットモーターや姿勢制御用アポジモーターを内臓させることを可能とした。これによってサザビーは、単騎での稼働時間も標準的なMSを上回り、また、他に例を見ない圧倒的な機動性を獲得している。これらの稼働にもサイコ・フレームは効果を発撞しており、機体の追従性は同時期の機体のほとんどを寄せ付けない。まさに新生ネオ・ジオンの象徴たるに相応しい機体であると言える。

PARTS特長(パーツ概要)

パーツ名:Metallic Coating
塗装、メッキによるメタリックコーティングで、組立てるだけで重厚感が演出される。
パーツ名:Marking
商品オリジナルのデザインを含めたメタリックカラーの水転写式ガンダムデカールが付属。
パーツ名:Head
サザビーの特徴的な頭部を立体的に表現。
パーツ名:Cockpit
頭部に設置されたコクピットを額とフェイスガードの開閉ギミックや精密なデカールで再現。
パーツ名:Funnel system
2基のファンネル・コンテナは、開閉式のほか、付属のファンネルを3基ずつセット可能。
パーツ名:Frame
各間接の可動に加え、上腕部のシリンダーも可動式。レッグカバーは着脱式で、フレームやスラスター等、内部メカニックを再現。スネ部のシリンダー及びスラスターが可動。
パーツ名:Thruster
バックパックをはじめとする機体各部のスラスターを再現。着脱式のプロペラントタンクを装備。