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MG シリーズ [ 1/100スケール ]

RMS-106ハイザック 発売 2004.08
価格 ¥ 3,150(税込)

モデル概要
  RMS-106 ハイザックは、一年戦争終結後に新規の機体として量産された初めてのMS(モビルスーツ)である。なぜなら、この機体が量産されるまでの期間に運用されていたMSは、そのほとんどが既存の機体を改修、或いは改装、又は改造したものであり、本格的に量産された機体はほぼ皆無だったからである。
 U.C.(宇宙世紀)80年代半ば、連邦軍は兵器体系の抜本的な見直しを開始した。実際には、U.C.0081年10月13日に連邦議会において《連邦軍再建計画》が可決されて以来の懸案となっていた“MSの適性配備”がようやく着手されたという格好である。一年戦争終結後、連邦軍は量産型であるジム系の機体を各地に配備、運用していたが、その一方で“ザク”をはじめとする公国軍製MSも鹵獲や接収によって多数保有していた。これらのMSは、終戦直後の治安維持や公国軍残党の掃討作戦などにおいても動員されていた。実際、一年戦争を経た世界において、あらゆる戦闘状況はMS抜きに対応することは不可能であったし、既存の兵器体系への後戻りも不可能であった。戦中は連邦政府もジオン公国も戦闘継続を想定した兵器調達を実施していたため、いざ戦争が終ってみると、未組み立ての部材も含め、戦闘に投入されなかった膨大な数の機体が生産されていたのである。同様に、各地に潜伏してゲリラ化した公国軍残党は多数に上り、特に地球上の反政府運動や民族問題などと糾合した紛争が頻発してもいた。MSは依然として必要とされていたのである。こういった状況は、本来なら終戦とともに、その償却すらおぼつかなくなるはずだったMSというたいへん高価な兵器を常備しておかなければならないことを意味していた。“戦争”を目的とした“極めて特殊な”機動兵器だったMSは、“通常の防衛能力”を“維持”するために必須の“通常兵器”となってしまったのである。しかも、MSは既存の航空、航宙機や戦闘車両など、ほとんどの戦闘兵器と置き代わっていた。これを“開戦前”の状態にまで、MSとの置き換えを推し進めた上で、戦力的に回復させることが《連邦軍再建計画》の骨子だったと言っても過言ではない。
 言うまでもなく、ハイザックはジオン公国軍のザクをベースに作られており、その基本コンセプトは新型と言うより“ザクとジムのブレンド機”である。これには、連邦軍が接収したザク系の機体を生産していた工厰の維持や技術者の流出を防ぐためにも必要なことであったし、また、終戦直後のパイロット養成やアグレッサーとしての運用により、公国系の機体を好むパイロットが連邦軍にも充分に多かったためでもあった。実際、連邦軍生え抜きのエースであっても、その技量が優れた者ほど、自らが“乗ってみる”まで連邦系か公国系かで機体を選り好みすることはなかったという。そして、MSの生産性や“ザク”を建造するノウハウは、その後の全てのMSに通ずるという認識が連邦系技術者の間にもあったようで、特に、公国系MSの基幹技術である流体パルスシステムやモノコック構造による機体設計など、連邦系の技術者によって解析されることで後の機体開発に及ぼした影響は計り知れない。
 かくして建造されたハイザックは、装甲の強化と大幅な軽量化により、終戦までに生産された公国製の機体よりも基礎スペックが向上しているのみならず、ビーム兵器のドライブも可能な新型ジェネレーターを搭載している。また、それまでの機体で試験的に採用されてきたリニアシート、360゜モニターなどを初めてトータルシステムとして設置した機体でもある。つまり、これ以降のMSの雛型であると言うこともできる。ただし、あらゆる戦闘状況を想定した汎用性を重視してはいるが、反面、これといった特徴や長所もないためか、凡庸な機体であると評される事が多い。ビーム兵器を一基しか稼働できない中途半端なジェネレータ出力も泣き所のひとつであると言えるだろう。ところが、こういった評価は、前後する時期のジム系の機体にも言われていたことであり、必要充分な量産型MSとして認知された、ということもできるだろう。そして、その信頼性と工業製品としての完成度の高さは、退役後に民生品として払い下げられた機体の内でも屈指の動態維持率を誇ったことからも伺い知ることができる。

PARTS特長(パーツ概要)

パーツ名:Head
可動式のモノアイはクリヤーパーツで再現。
パーツ名:Cockpit
コクピットは開閉式。内部のシート及びパイロットを再現。
パーツ名:Frame
機体各部の内部フレームをリアルに再現。
パーツ名:Full Armaments
腰部のマウントラッチに多彩な武器を装着可能。
パーツ名:Weapons
ハイザックの豊富な武装をセット。シールド内にエネルギーパックを2個収納することができ、ミサイルポッドのミサイルは取り外し可能。
パーツ名:Power Supply Cable
腕部、脚部の動力パイプは軟質素材を使い伸縮動作を再現。
パーツ名:Vernier
脚部バーニアの裏側にもリアルなディテールを再現。
パーツ名:Action pose
肩関節を胴体から引き出す事で、広範囲な可動を実現。
パーツ名:Marking
型式番号、注意書き等のマーキングをヘビーユーザーから要望の高いマーキングシールやガンダムデカールで再現。