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MG シリーズ [ 1/100スケール ]

MS-14A 量産型ゲルググ Ver.2.0 発売 2008.04
価格 ¥ 4,725(税込)

モデル概要
  ゲルググは、ザクに代わるジオン公国軍の新たな主力MSとして開発された。一年戦争の期間中に量産されたMSの中で、MS-14A ゲルググは「最高の“完成度”を持つ機体である」と評価されている。

 U.C.0079年に勃発した“一年戦争”の末期に実戦投入されたゲルググは、この期間に量産されたMSの内で、最も優秀な機体であると言われている。地球連邦軍に先んじてMSの開発に成功した公国軍が、連邦軍の“RX-78 ガンダム”を超えるべく、その威信を賭けて開発したのがゲルググなのである。この機体は、それまでに蓄積されたMS開発に関連するノウハウの全てを投入し、ビーム兵器の標準装備という新たな難関をクリアしている。生産性をも含めたトータルな意味での“工業製品”としてゲルググを捉えれば、ガンダムのように単機での大気圏突入こそできないものの、実質的には凌駕していたと言っても過言ではない。攻守共にバランスのとれた設計と、ザクを上回る汎用性の高さに加え、オプションの換装も容易で整備性も良好であり、ほぼ無改造で重力下での稼働も可能であった。これほどのスペックと生産性を持ちながら、実戦に投入されたのが戦争末期であったため、戦局に与えた影響は微々たるものだった。また、戦闘の長期化に伴うベテランパイロットの喪失によって、学徒動員兵など練度の低いパイロットを搭乗させざるを得なかったジオン公国の人的資源の不足など、運用面における状況は必ずしも万全なものではなかったため、基本性能ではジムを大きく上回るにも関わらず、大きな戦果を挙げる事はできなかったとされている。無論、当時の情勢を鑑みれば、MSの性能がジオン公国の敗北を覆す要素とはなり難いが、逆に言えば、だからこそ、“優秀なパイロットのもとに適正に配備されていれば……”あるいは“多くのベテランパイロットを喪失していなければ……”と思わせてしまう機体である事は否定できない。「あと一ヶ月配備が早ければ、歴史を塗り替えていただろう」というのは、むしろ、連邦サイドからの評価なのである。

ゲルググの開発・量産は、国を挙げた“合同事業”であった

 ゲルググは、言うまでもなく連邦軍が開発した“ガンダム”を強く意識した機体である。そのため、ビーム兵器の搭載か携行が必須とされた。それを実現するため、公国軍は自国の企業間の垣根を取り払い、軍自らが開発を主導したのであった。

 公国軍において、ザクの後継機となる次期主力MSを開発する計画そのものは、一年戦争のかなり早い時期から存在していた。しかし、高度な汎用性の獲得やビーム兵器の開発などが遅れたため、実戦に投入されたのは一年戦争末期となった。実際には、一年戦争勃発以前から戦略上の選択肢として“地球侵攻”が想定されていたため、地球環境などに適応・特化された“局地戦用MS”の開発や、ザクの量産そのものが優先されていた。つまり、“次世代機開発”の優先順位はさほど高くはなく、戦争遂行そのものが優先されていたのである。次期主力MS候補の計画上のコードナンバーはMS-11で、機体の運動性の向上を主眼として検討されており、その設計案に基づいた試作機がテストベッドとしていくつか建造されてもいた。これらの機体は、それなりの予測値をはじき出した上で対MS戦闘を想定していたが、「ガンダム」の出現によって、その予測値は抜本的に見直されることとなった。すなわち、ガンダムの性能は公国軍の想定をはるかに上回っていたのである。そのため、すでに生産が開始されていた機体を除く新型MSの開発計画のいくつかは統廃合され、武装も含めた総合性能の向上が計られることとなった。この時期の混乱もゲルググの開発が遅れた要因のひとつである。公国軍にとって「ガンダム」が脅威であったのは、この機体が持つ圧倒的な機動性と強靭な装甲に加え、南極条約の制約下において最強の兵器であるビーム砲=メガ粒子砲を携行し、戦艦並みの破壊力を併せ持っていたためであった。MSの機動性は、本来的に“足の遅い”戦艦などに対抗するためのものであり、巨大な設備を必要とするビーム砲のMSへの実装=小型化はあくまで目標のひとつに過ぎなかった。公国軍においては、主に冷却機構などの問題からビーム兵器の小型化が難航しており、水陸両用MSが水冷式を採用することでようやく目処が立ったという段階にあった。ところが、連邦軍が開発したMSは、小型高出力のビーム砲=ビーム・ライフルを標準兵装としていた。MSにビーム兵器を持たせる事に成功した連邦軍のアドバンテージは、それほど破格のものだったのである。無論、公国軍もMSへのビーム兵器搭載を懸案としており、戦争中期には水陸両用MSに実装している。また、戦争後期に開発された機体のほとんどは、MSであろうとMA(モビル・アーマー)であろうと、なんらかのビーム兵器の搭載か携行を実現している。ある意味でMAは、ビーム兵器を運用するための兵器であったという側面もあるのである。MSとビーム砲の融合は、ジオン公国に於いても喫緊の課題となったのである。かくして公国軍の技術陣は、その矜持として、ビーム砲の実装のみならず、“ガンダムを超える”MSとして“ゲルググ”を完成させなければならなかったのである。

PARTS特長(パーツ概要)

パーツ名:Head
頭部は上下可動によって様々なアクションに対応。
パーツ名:Shield
シールドは新解釈によるマウントアーム機構で、背面からの“引き出し”アクションを実現。
パーツ名:Armor
フロント、サイドアーマーは分割し脚部の動きの妨げにならない機構を採用。
パーツ名:Cockpit
コクピットはハッチが開閉。パイロットフィギュアが付属。
パーツ名:Shoulder
肩間接には、多重構造により蛇腹機構を再現。
パーツ名:Frame
各部装甲内部は強化フレームをリアルに再現。
パーツ名:Main thruster
ZIMMAD社製MSの特徴をイメージさせる、フレアスカート内部を再現。
パーツ名:Leg
脚部構造は新解釈を採用。系譜で繋がるMSを意識したディテールで表現。
パーツ名:Weapons
ビーム・ライフルは、グレネードタイプに差し替えが可能。
パーツ名:Weapons
シールドはマウントアームが追加され裏面のディテールをリアルに再現。
パーツ名:Weapons
ビーム・ナギナタは、ソードタイプに差し替えが可能。