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MG シリーズ [ 1/100スケール ]MS-06S シャア専用ザク Ver.2.0 発売 2007.05
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MOBILE SUIT
ジオン公国が開発した巨大な人型機動兵器MS(モビルスーツ)は、地球連邦軍との圧倒的な戦力差を覆すほどの威力を発揮し、それ以降の兵器体系のことごとくを塗り替えた。 U.C.(宇宙世紀)0078年1月から06Aタイプの量産が始まったが、並行して各種のバリエーションも開発されていた。Aタイプの量産は比較的早い時期に終了し、生産の中心はC型を経て、より実戦的なF型へ移行していった。「赤い彗星のシャア」が駆ったことで一年戦争初期の傑作機として知られるMS-06Sは、基本的にはMS-06ザクUのバリエーションとして認識されている。操作性を重視したF型に比べ、大幅な機動性向上が図られている半面、かなり扱いにくい機体となっている。外観上は、F型とほとんど変わらないように見受けられるが、内装される各種部品は特殊なものも数多く、一年戦争中〜後期に活躍した高機動型のR型の機体に移行する寸前の機体であるということもできる。06Sの生産は、0078年1月の06Aの量産開始から少し遅れて始められた。当時の公国の事情としては、大規模な戦略を展開するにあたって、一機でも多くのザクを必要としていたからだ。だからといって高性能機の開発が頓挫していたわけではない。機能向上を求める声はベテランパイロットを中心に広がっていたし、技術陣も高性能機の開発を提言していた。首脳陣もまた、その必要性を感じていたのである。0075年5月以降、05系の生産がA型からB型に移行したのも、パイロットの技能を最大限に活かす性能向上を実現するためであったし、MSの戦略的な価値を高めるためにもさらなる高性能化は必須だったのである。 ジオンのモビルスーツ 生産性を維持しつつ性能も向上させるという困難な課題を解決するため、公国軍の技術陣は、標準的な機体の生産と試作機を並行して開発するという画期的な方法を採用した。公国軍はよく、場当たり的な改造機をその都度調達していたように言われることもあるが、実際の開発計画は常に先見性を持っていたのである。 一年戦争が本格化する以前の「ザク」は、機能よりも生産性の向上を重視する傾向があったため、エクステリアの大規模な変更は実行しにくく、S型はその制約の中でチューンされた機体であり、次世代機との中間に位置する機体であると言える。実際には、0076年に局地戦用MSの開発が開始された時点で試案が提出されていた高機動型のR型の設計思想に基づいた機体をF型の生産設備で建造するという手法で生産された、先行試作型とも呼べる機体であり、機動性向上のための技術開発の実戦投入試験機としての側面を持つ機体であった。カタログデータとしては、バーニアスラスターの出力向上が図られているだけといわれるが、実際にはそれだけでも非常に困難な技術的課題が山積していることは言うまでもないだろう。例えば、06系は「動力伝達パイプの露出」が特徴であるが、これが露出しているということは、メンテナンスに際して当該箇所にアクセスしやすいと言う事であり、それらの周辺機器の換装やチューンナップも容易であることを示している。そしてS型は、このF型を基本として、最大限の性能向上を行った機体なのである。S型の実戦配備は0078年の後半に集中しており、主に指揮官クラスの練度の高いパイロットを対象として配備されていった。最終的な生産数は100機程度と言われ、時期的には0079年1月の開戦当初からルウム戦役、南極条約締結までの期間に目覚ましい戦果をあげている。 MS-06S ザクU“赤い彗星のシャア”専用機 ザクの優秀さには、生産性と整備性の高さも含まれる。ことに、06F型を祖型とするS型、J型に加え、FとSのハイブリッドカスタム機FS型や、S型の発展系とも言えるR型など、06系列の柔軟性は、空前絶後といっても過言ではない。 F型をベースとして徹底的な機能向上をはかったS型は、通信機能なども強化されているため、指揮官タイプと呼ばれる事もある。背部や脚部のバーニアスラスターなどに新設計のユニットが採用されており、必要とされるプロペラントが増加している。その空間を確保するため、大腿部の形状変更や各種の自動制御用のパーツなどが削減されている。無論、それに代わる装置と置換されていたため稼働に支障はなく、逆に、熟練者には不要な多くのリミッターを切り替えることができたことで、極端に言えば機体の構造限界まで機能させることができるようになり、充分な技能を持つパイロットからは高い評価を得ていた。また、プロペラント量が増加したということは、同じ時間ならより強く、同じ出力ならより長く稼働することが可能となったわけで、スペックデータはおよそ30%程度の改善であるにもかかわらず、俗に「通常の3倍のスピード」などと言われるほどの性能向上があったことは周知の事実である。無論、これは機体の機能限界までの性能を引き出すことができる熟練者が搭乗している場合のことであって、初心者がS型に乗ったとしても「3倍」はおろか、まともな作戦行動すら行うことができなかっただろう。かくして、エースパイロットと呼ばれる英雄が誕生し、その活躍とともに語られる高性能なザクは不可分の存在となっていった。特に大規模な艦隊戦となった「ルウム戦役」においては、5隻の戦艦を撃沈した「赤い彗星のシャア」や、地球連邦軍宇宙艦隊司令レビル将軍を捕虜とした「黒い三連星」などが敵味方問わず注目を集め、MSの兵器としての評価はもとより、作戦室のひな壇で指図するだけの指揮官ではなく、最前線で愛機を駆る「英雄」が復権を果たしたのだということもできるだろう。まさしく「ザク」は、時代を象徴する兵器であり、そして時代を塗り替えた「英雄」そのものだった。その中でもいっそう強く、綺羅星のごとき光を放っているのが、開戦当初、数多くのエースパイロットが駆って戦場を駆け抜けたMS-06Sなのである。生産設備や基礎的なパーツをF型と併用したままでありながら、このような画期的な機体を生産できたことは、公国軍や関連メーカーの自信となり、実際、S型の成功が、後のR型や、ひいてはMS-14などの後継機へと続く高性能MS開発の契機となったことは紛れもない事実なのである。ただし、その成功体験そのものが、完全なる新機種への移行を遅らせる遠因となっていたことも否定できず、それはまさに皮肉としか言いようがない。 脚部スラスター S型とF型の脚部構造は基本的にほぼ同じである。ただし、S型は空間戦闘能力を向上させるため、プロペラントタンクの容量やバーニアスラスターの性能向上、燃料供給システムの強化、大口径バーニアノズルとの換装などが行われている。一般にスラスターノズルは、真空空間においては口径を大きくすることで推力を向上させる事が可能となるが、ただ大きくしただけでは、大気圏内においては逆に推力が低下してしまう。S型は大気圏内での稼働も想定されていたため、その際に支障が生じないバランスで設計してある。実際、地球上でF型と同じつもりでスラスターを頻繁に使用した場合、瞬く間にプロペラントを使い果たしてしまう事例もあったようだ。ただし、熟練者であれば、軽量化された機体を駆って歩行や跳躍を効率的にこなす事で、F型に倍する機動力を発揮する事もできたと言う。 背部スラスター&メインジェネレーター F型とJ型の最も大きな違いは、メインジェネレーターの冷却方式である。普通、MSは冷媒やプロペラントの燃焼、最終装甲の輻射など、複数の手段を用いて機体の潜熱を排出しているが、J型は空冷方式を積極的に採用している。S型の場合、ジェネレーターそのものもチューンナップされているほか、バーニアスラスターの推力も30%程出力が向上し、機動性が改善されている。また、流体内パルスシステムのトルクも向上しているため、レスポンスをはじめとして、運動性能を左右する動力系全体が強化されている。これはつまり、空間戦闘における機動性および、格闘、白兵能力も同時に向上したということができる。また改装の副次的な効果として、自重が減って軽量化されたため、ジェネレーターへの負荷そのものが減殺された事があげられる。これにより、パワーウェイトレシオも飛躍的に向上している。無論、これはS型に採用されている装甲材の組成や構造が改善されている効果でもあるという事は、言うまでもない。ただし、06Sは確かに高性能な機体ではあったが、F型のエクステリアを流用したままでの機能向上はほぼ限界に達しており、特に重力下におけるトータルでの稼働時間の短さが指摘されるようにもなっていった。その意味で、地上への適応に関しては、J型の方が優秀であったということも否定できない。 MS Tracks in U.C.0079 U.C.0079年1月15日。ジオン公国軍は再びコロニー落としを敢行すべく、サイド5の11バンチ、ワトホートを掌握し、核パルス・エンジンを設置し始めた。それを察知した地球連邦軍は、出撃可能な艦艇をかき集め総力戦を挑む。戦力比は公国軍1、連邦軍3であったが、MSの機動性は連邦艦隊を翻弄し、連邦艦艇は次々と撃沈され、旗艦アナンケに座乗していたレビル将軍は「黒い三連星」によって捕縛されてしまう。また、赤いパーソナルカラーのザク1機で5隻もの戦艦を撃沈したシャア・アズナブル中尉は、その活躍によって「赤い彗星」と恐れられるようになる。 U.C.0079年9月18日。サイド7の避難民を乗せたWB(ホワイトベース)は、重傷のパオロ艦長以下、正規軍人の大半が死傷した状況の中、少年たちは力を合わせ、サイド7を脱出する。しかし、すぐさま公国軍の追っ手がかかる。「一機のザクは通常の三倍のスピードで接近します!!」オペレーターのマーカーが告げると、ストレッチャーに横たわっていたパオロ艦長が苦悶の表情で危機を告げる。「シャ、シャアだ、あ、赤い彗星だ。…ルウム戦役で5隻の戦艦がシャアひとりの為に撃破された。…に、逃げろぉ!!」迫るザクのコクピットでは仮面の青年将校がほくそ笑んでいた。「見せてもらおうか、連邦軍のモビルスーツの性能とやらをっ!!」 U.C.0079年9月。サイド7を脱出したWBは、連邦軍の小惑星基地ルナツーへ向かう。一方、連邦軍の新型MSの機密を追うシャア少佐は、先の戦闘で失ったザクの補充のため、古兵のガデムが指揮する補給艦パプアと合流する。それを機と見たガンダムとコア・ファイターが出撃。増援物資の搬入作業のさなか、太陽を背後に襲いかかる。いち早く、シャアが赤いザクで迎撃に出る。「フフ、モビルスーツの性能の違いが、戦力の決定的差ではないということを、教えてやる!!」「シャアめっ!」アムロがシャアを引きつけ、WBは補給作業中のムサイを狙う。「シャア少佐、敵の新型艦の木馬が攻撃を掛けてきます」「なに?私が行くまでなんとか持ちこたえろ!!」副官のドレンの要請にシャアは歯噛みするしかない。「不慣れなパイロットめ、いくぞ」「な、なに!?」アムロの一瞬の隙を衝いて、渾身の足蹴りを白いMSに喰らわすものの、相手のMSはびくともしない。「ええいっ、連邦軍のMSは化け物か!?」シャアは連邦の白いMSの防御力に舌を巻いていた。 |
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特長(パーツ概要)
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パーツ名:Marking
成型色に合わせた色合いで、マーキングを表現。 |
パーツ名:Slide Assemble
動力パイプはパーツをスライドして組み上げる新方式を採用。 |
パーツ名:Leg
指揮官機用に加速性能などを強化したS型の特徴を、新解釈のディティールで表現。 |
パーツ名:Main Camera
モノアイは頭部の回転に連動し、左右に可動。 |
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パーツ名:Side Armor
サイドアーマーは腰部の動きの妨げにならないよう、リアアーマーに重なりながら後方へスライドする。 |
パーツ名:Cockpit
パイロットであるシャア・アズナブルの1/100スケールフィギュアが付属。 |
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パーツ名:Shoulder
肩関節は胸の形状に合わせて斜め方向への可動を採用。 |
パーツ名:Head
頭部は上下の可動範囲が広がり、様々なアクションに対応。ブレードランナーは2種類付属。 |
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パーツ名:Waist
腰部の回転に加え、前後のスイング機構が追加され、”ひねり”の表現が可能となった。 |
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